複合機の故障率や不具合はどのくらい?【原因は何?】
目次
複合機の故障率や不具合はどのくらい?
項目 | 故障率や不具合率(体感) |
初期不良 | 0.5% |
紙詰まり(月に10回以上) | 5%(3年目まで) 20%(4年目以降) |
メンテナンス訪問回数(月に3回) | 2%(3年目まで) 30%(4年目以降) |
私の体感で言えば、上記の様な数字です。
この数字に関しては全くデータ統計をしていないので、信用に足る数字かはわかりませんが、10年間この業界でいたらこんな感じです。
初期不良というのは、納入段階で何かしら不具合が起きていきなり取り替えたという事例です。
5年ぐらい前の機種で立て続けに起きましたが、現在ではその様な事例は全く聞きませんのでほぼ無いのではないでしょうか?
これはメーカー側の意見なので、言い訳かもしれませんが、部品が合わないという初期不良があった際に「こんなケース初めてで対応したことがない」といっていました。
また、メーカー側が発注を間違えたという事も初期不良に含まれるなら3件程プラスされます。
それから、紙詰まりはやっぱり使用年数や使用枚数が多いければ増える率が多くなりますね。
紙詰まりの原因は様々ですが、使用者側のミスも結構ありますので、純粋に複合機のトラブルだけが原因とも言い切れませんね。
紙詰まりが対応できない様なメンテナンスもやはり4年目以降で増えてきます。
4年目がメンテナンスが増えるターニングポイントと言ってもいいかもしれません。
ただ、大手のキャノンやゼロックスの場合は5年がターニングポイントって感じですね。
複合機を使用してから7年も経てば、複合機で印刷するだけでもストレスがかかるぐらいにトラブルが多くなるので、複合機は6年リースまでで契約した方が良いです。
メーカーのメンテナンス保証は7年までありますが、効率を生むはずの複合機が不効率になってしまったら本末転倒ですからね。
複合機が故障する原因は?
使用し続けて摩耗したり、人的ミスで故障したり、色々原因はあるもののメーカー側で大きな理由の一つとしてあげているのがフレーム(筐体)の歪みです。
古い複合機の場合、経年劣化した部品だけをオーバーホールしたとしても、新品の様に完全に故障や不具合がない状態に戻せません。
それは筐体が歪んでいる為、そもそもの耐久性が落ちているのです。
その為、長く複合機を使用したい場合には、なるべく連続複写速度が速い複合機が良いでしょう。
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