中古複合機の買取額の相場はどのくらい?中古でも売れるのか徹底解説!
複合機の買取額の相場について知りたいですよね。
高性能な機種に買い替えを検討している企業もあることでしょう。
しかし、購入した複合機を売却する場合の買取額相場やポイントが分からないですよね。
本記事では、複合機の買取額の相場をテーマに解説しています。
また、中古でも売却可能なのかということについてもふれていますので、ぜひ参考にしてください。
目次
複合機の買取額の相場はいくら?高価買取の3つのポイントも紹介!
ここでは、複合機の買取額の相場や高値で売却するためのポイントについて解説しています。
『複合機の買取額の相場はどのくらい?』
複合機の買取額は、売却する複合機の機種や状態によって異なります。
購入やリースする企業が多い人気のある機種であれば、中古でも高値で買い取ってもらえる可能性がありますが、人気のある機種でも状態が悪ければ買取額は下がります。
流通量が多く、状態のよい複合機であれば約30,000~70,000円、最新モデルであれば約100,000円が複合機の平均的な買取額の相場といえるでしょう。
複合機の買取額の相場について、下表にまとめます。
複合機の特徴 | 買取額の相場 |
一般的な複合機 | 約30,000~70,000円 |
最新モデルの複合機 | 約100,000円 |
『高値で売却できる3つのポイントとは?』
複合機を高値で売却できるポイントは、次の3つです。
- ドラムの有無
- 正常に動作するかどうか
- 販売終了後に経過している年月
それでは、詳しくみていきましょう。
ドラムの有無
複合機では、トナーの粉をドラム(感光体)で定着させて用紙に印刷します。つまり、複合機にとってドラマは心臓部ともいえる部品です。
売却の際にドラムがない場合は、買取価格が下がってしまうだけでなく、買取自体できない場合もありますので注意しましょう。
動作面で問題のない複合機
正常に動作しない複合機は、査定で買取額が下げられるポイントといえます。
状態によっては、買取自体してもらえない可能性もあります。そのため、複合機は、正常に動作することが売却の必須条件といえるでしょう。
しかし、なかには部品取りのために、ジャンク品として買取ってくれる業者も存在します。
その場合は、動作しない複合機でも売却できる可能性があり、機種によっては思わぬ高値で売れるかもしれません。
販売終了から7年が経過しているかどうか
複合機は販売終了してから7年が経過すると、対応するトナーなどの消耗品や交換・修理用の部品の製造を中止してしまいます。
そのため、販売終了から7年が経過している複合機は再販できる可能性が低いため、業者も買取しません。
複合機を高値で売却するための具体的なポイントについても解説!
複合機の買取額相場よりもさらに高く売却するには、よい状態を維持するだけでなく、タイミングもポイントです。
詳しくみていきましょう。
『複合機の状態』
複合機を高値で売却するためには、まず機械の状態が非常に重要です。
動作が良好であるか、消耗品(トナーやドラム)の残量が十分であるかなどが査定のポイント。また、機能説明を詳細に行うことで、買い手にとって価値のある複合機であることをアピールできます。
例えば、機能なモデルや特定の機能(スキャン機能、ネットワーク接続機能など)がある場合、それらを強調することで買取額を高く設定してもらえる可能性も高まります。
『売却のタイミング』
複合機を高値で売却するためには、適切なタイミングを見極めることも重要です。
一般的には、新製品が発売された直後や年度末、年度初めは中古市場が活発になります。
これらの時期に売却することで需要が高まり、高額での取引が期待できます。
また、リース契約が終了するタイミングや、オフィス移転のタイミングでの売却も有効です。
『複合機のメンテナンスが買取額に与える影響』
複合機のメンテナンスは、買取価格に大きな影響を与えます。
定期的なクリーニングや消耗品の交換履歴がきちんと記録されている場合、機械の寿命が延び、高額で売却できる可能性が高まります。
メンテナンス履歴を提示できることは、信頼性をアピールするための重要な要素のひとつ。
適切なメンテナンスを行っていない複合機は故障リスクが高いため、査定額が大幅に下がる可能性もあるため注意しましょう。
中古の複合機でも売却できる?買取額相場から下がらないポイント3選
中古の複合機でも、正常に動作すれば売却は可能。ポイントは、次の3つです。
- 自動原稿送り装置(ADF)の有無
- 付属品の有無
- 綺麗な状態かどうか
それでは、これらの買取額の相場から下がらないポイントについて、詳しくみていきましょう。
『自動原稿送り装置(ADF)の有無』
複合機で複数の原稿をコピーする際に、自動で1枚ずつ原稿を読み込んでくれる装置が、自動原稿送り装置(ADF)です。
この装置が搭載された機種は、搭載されていない機種と比較しても高値で売却できるケースが多いです。
しかし、部品の割れや破損がみられることも珍しくありません。その場合は、買取額の相場から下がる可能性もありますので、十分取り扱いには注意しましょう。
『付属品の有無』
購入した際の付属品は、できる限りひとまとめにした方が高値で売却できます。特に保証書は重要ですので、紛失しないよう大切に保管しておきましょう。
普段から使用しない付属品は、捨ててしまうこともありますよね。また、いつの間には紛失してしまっているケースもあります。
ちなみに、取扱説明書はWeb上で自由に閲覧可能になっているため、紙媒体で紛失していても買取額は下がりません。
しかし、売却時にあれば信頼性が高まるため、付属品として大切に取り扱いましょう。
『清掃して綺麗な状態を保つ』
買取時の査定では、見た目の状態もチェックされます。そのため、複合機の売却を検討しているのなら、できる限りこまめに清掃して綺麗な状態を保ちましょう。
また、外側だけでなく、本体のクリーニング機能を使って内部も綺麗にしておくことも大切です。
ちなみに、ドラムの接合部分や内部の精密機器が触れる部分を清掃したい場合は、業者対応となる可能性もありますのでよく確認しましょう。
リース終了後の複合機はどうするべき?
それでは、複合機のリース契約終了後は、どのようになるのでしょうか。
詳しくみていきましょう。
『リース終了後に選べるオプションとその比較』
リース契約が終了した複合機については、いくつかの選択肢があります。
まず、リース会社に返却する方法が一般的ですが、場合によってはリース契約を更新するか、残価を支払ってそのまま買取るというオプションもあります。
また、リース終了後に中古市場で売却する方法もあります。
これらのオプションを比較する際には、リース会社の条件や市場の需要を考慮するようにしましょう。
『リース終了後の複合機を高く売却する方法』
リース終了後の複合機を高値で売却するためには、機械の状態をできるだけ良好に保つことが大切です。
つまり、リース期間中にしっかりとメンテナンスを行い、正常に動作していることを確認することが重要だということ。
また、リース終了直後に市場に出すことで、需要が高いうちに売却できる可能性が高まります。
リース会社との交渉次第では、リース終了前に早めに売却の準備を進めることも検討できます。
複合機のデータは消去するべき?環境に優しい処分方法についても解説!
結論から申しまして、複合機の買取額相場と合致し無事に売却するに至る際、データ消去をおすすめします。
理由としては、個人情報や社内機密情報などの流出を避けるためです。
それでは、複合機のデータ消去の手順からみていきましょう。
『売却前に必ず行うべきデータ消去の手順』
複合機の売却に際して、データ消去をおすすめします。
複合機には多くの機密情報が保存されている可能性があるため、適切な方法でデータを完全に消去することが必要です。
まず、内蔵ハードディスクのデータを工場出荷時の状態にリセットするか、専門業者に依頼して完全消去を行いましょう。
これにより、情報漏洩のリスクを防ぐことができます。
『環境に配慮した複合機のリサイクル方法』
複合機の処分時には、環境への配慮もしなければなりません。
リサイクル業者に引き取ってもらう場合、適切なリサイクルが行われているかを確認しましょう。
多くの業者では金属やプラスチック部品を分別し、再利用可能な素材をリサイクルします。
これにより、環境負荷を軽減し持続可能なリサイクルが促進されます。
また、メーカーによる回収サービスも活用することで、より環境に配慮した処分が可能です。
【関連記事】
複合機を売却する際の買取額相場のチェックポイント!
複合機を売却する前には、いくつかチェックするべきポイントもあります。
前提として、まずは動作確認を行い、すべての機能が正常に作動しているか確認しなければなりません。
他にもコピーや印刷、スキャン機能に問題がないかも確認しましょう。
次に、外観の傷や汚れを確認し、可能であれば簡単なクリーニングを行います。
見た目の印象がよくなり、買取価格の向上に繋がるでしょう。
それでは、市場を加味したうえでのチェックポイントについて、さらに詳しくみていきましょう。
『中古市場での需要による価格動向を確認する』
中古市場での複合機の需要や価格動向は、タイミングによって大きく変動します。
市場のトレンドを把握するためには、複数の買取業者やリサイクル業者の価格を比較することが有効です。
また、オンラインオークションや中古品取引サイトをチェックすることで、現在の市場価格を把握することができます。
これらの情報をもとに売却のタイミングを調整し、できるだけ高値で取引できるようにしましょう。
『複合機の市場価値を高めるためのメンテナンス』
日々の利用によって複合機のパフォーマンスは少しずつ劣化しますが、定期的なメンテナンスを行うことで市場価値を維持することが可能です。
例えば、トナーやドラムの交換を行い、定期的に内部クリーニングをすることで故障のリスクを減らすことができます。
また、メンテナンス履歴を残しておくことで、売却時に買い手に対する信頼性を高め、査定額アップに繋がる可能性があります。
【関連記事】
さいごに|高値で複合機を買取してもらうために相見積もりを!
複合機を売却したい場合、オフィス機器の買取や再販を専門としている業者であれば高値での売却が期待できます。
また、少しでも高く売却したいのなら、1つ業者に売却するのではなく、複数の業者に見積もりを依頼することも検討しましょう。
最後に、本記事の内容をまとめます。
- 複合機の買取額相場は約30,000~100,000円
- 複合機を高値で売却できるポイントは「ドラム」「動作面」「経過年月」
- 正常に動作する複合機なら中古でも売却できる
- 買取額の相場から下がらないポイントは「ADF」「付属品」「清掃状態」
- 高値で売却したいなら相見積もりが必須
本記事が、複合機の買取額の相場を知りたい方の参考になれば幸いです。
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