複合機のボイスワープ設定方法・FAX転送ついて解説!
「家や会社へ電話がかかってきたけど、居ないから電話に出れない」
この悩みを解決できるのが、ボイスワープというサービスです。
みなさんは、スマートフォンなどの携帯電話はお持ちのことでしょう。ボイスワープを使えば、かかってきた電話を自動的に携帯電話に繋ぐことができます。
また、複合機であらかじめ自身の携帯番号を設定すれば、不在時でも安心。FAXも転送できて便利ですが、FAXの設定については注意が必要です。
本記事では、複合機のボイスワープやFAX転送の注意点などについて解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
ボイスワープを複合機で設定する方法!
複合機のボイスワープは、設定方法が分かればすぐに使用することが可能。しかし、どのような機能が備わっているか知らない方もいるのではないでしょうか。
ここでは、複合機のボイスワープについて説明し、その設定方法について解説します。
『ボイスワープとは?』
ボイスワープは、NTTが提供しているサービスで転送電話の事です。
固定電話にかかってきたときに、あらかじめ登録した電話番号へ転送してくれるため、会社や家にいないときも電話が知らせてくれます。
現在は、スマートフォンなどの携帯電話への連絡が主流ですが、重要な連絡については会社や家の固定電話への問い合わせが多いでしょう。
複合機でボイスワープを利用すれば、こういった重要な連絡を逃がしません。
外出が多く、留守にすることが多い方にとっては便利なサービスなので、ぜひ活用してください。
『複合機のボイスワープ設定方法』
複合機のボイスワープ設定には、まずNTTとの契約が必要。契約すれば使用可能で、月額料金が住宅用で550円・会社など事務用で880円がかかります。
設定方法については、固定電話からと携帯電話からガイダンスにしたがって登録するだけなので簡単です。
【固定電話からの場合】
- ガイダンス番号「142」へ電話
- ガイダンスに従い、転送先電話番号の入力
- 案内に従い転送を開始
【携帯電話など外出先からの場合】
- ガイダンス番号「142」へ電話
- 暗証番号の入力
- ガイダンスに従い、設定
- 案内に従い転送を開始
そもそも、固定電話と携帯電話での複合機ボイスワープの設定方法は同じ。携帯電話から契約する場合は、セキュリティの面で暗証番号の入力が必須となるため注意しましょう。
基本的に、ガイダンスに問い合わせすれば案内に従って入力するだけなので簡単ですよね。
契約時に説明マニュアルも貰えますし、分からない場合は問い合わせすれば丁寧に教えてくれるので安心です。
特に難しい作業はありませんので設定してみましょう。
ボイスワープは電話だけではない!複合機でFAX転送が出来る!
ボイスワープは電話を転送してくれる他、複合機があればFAXも転送することが可能です。
コラム:インターネットファックスは便利【FAXなし複合機が流行?】
出先で、FAXも受け取れるなんて便利な機能ですよね。しかし、注意しなければならないこともあります。
ここでは、複合機を活用したボイスワープのFAX転送について、その設定方法と注意点をみていきましょう。
『ボイスワープでのFAX転送方法』
複合機を活用してボイスワープによるFAX転送をするには、転送先の電話番号がFAXに対応していなければなりません。
したがって、携帯電話に転送するとFAXを受け取ることができないので注意が必要です。
設定方法については、前項で紹介したボイスワープの設定方法と同じでガイダンス番号「146」に電話をして、ガイダンスの案内にしたがって電話番号を登録すれば使用できます。
このとき、電話番号をFAX対応可能な複合機に繋げることが必要。事前に、携帯番号を登録している方でも、転送先を変更することができるので安心してください。
『FAXと通話を分けることはできない』
ボイスワープの注意点ですが、前項で紹介したように、FAX対応可能の複合機でなければ受け取ることができません。
ここで思うのが、「電話は携帯へ」「FAXは複合機へ」と使い分けしたほうがよいということですよね。
便利な複合機のFAX転送ですが、初期設定のままではこの使い分けができないので注意しましょう。
使い分けできない理由としては、複合機のボイスワープには、電話番号とFAX番号の区別がないため。
FAX番号からの転送電話を受けたことがある方なら分かると思いますが、FAX番号からの電話は機械音がしてどうすることもできません。
次項では、その対策方法について紹介します。
ボイスワープセレクトで使い分けが可能
1台の複合機で使い分けがしたい場合は、NTTの「ボイスワープセレクト機能」を使用するしかありません。
この機能は、登録した着信番号のみボイスワープを行い、それ以外は転送せずに複合機へつなげるというものです。
このボイスワープセレクト機能を使うことによって、電話は携帯へ・FAXは複合機へといった使い分けをすることができます。
複合機を2台準備する
複合機を2台準備すれば、ボイスワープセレクト機能を使わずに使い分けが可能です。
- 1台目はボイスワープ専用
- 2台目はFAX対応専用
このように、複合機を2台用意すればボイスワープセレクトを使用せずに、使い分けができるようになります。
さいごに|複合機でボイスワープを活用すれば不在でも安心!
今回は、複合機のボイスワープについて解説してきました。
電話やFAXを転送することによって、対応できる幅が広がるでしょう。ボイスワープで通話を転送してくれることによって、外出中のため電話に出られなかったということがなくなります。
また、FAX転送をすれば出先でも複合機があれば、FAXを受け取ることができるので安心して外出できますよね。
登録・使い方もガイダンスに従い設定するだけなので簡単です。
ボイスワープ機能を活用して、安心して外出できる環境を作ってはいかがでしょうか。
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