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複合機の漏電対策とは?確認方法や復旧の手順など解説!


複合機の漏電対策は、オフィスの火災や感電などの人災を防止するためにも重要。万が一に備えて、十分な対策を行いましょう。

 

本記事では、複合機の漏電対策について解説しています。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

複合機における漏電対策とは?具体的な方法を紹介!

複合機における漏電対策とは?具体的な方法を紹介!

 

オフィスには数多くの電気を使用した機器がありますが、なかでも複合機は多くの電力を必要とする機器の1つ。複合機は稼働するために、最大電力として約1,500W消費します。

 

複合機で消費する電力は「複合機の待機電力とは?知っておきたい節約方法など解説!」の記事に詳しくまとめました。

 

オフィス火災や感電などのトラブルを回避する目的から、設置している複合機には漏電対策をしておくことが重要。ここでは、複合機における漏電対策の特徴について解説します。

 

 

『漏電対策とは』

漏電とは、電気が本来通るべきルートから電気が漏れる現象のこと。電気配線や関連器具は、必ず不導体あるいは電流を遮断する絶縁体で処理して漏電が起きないように設計されています。

 

しかし、不導体や絶縁体の破損や経年劣化などが原因で漏電が発生。また、電気機器の浸水やコンセントとプラグのすき間に大量のホコリが蓄積することでも発生するトラッキング現象でも漏電する可能性があるため、注意が必要です。

 

そして、漏電が発生している複合機などの機器やケーブルに触れてしまうと感電するため大変危険。そもそも人体は電気抵抗が低いため、電流が流れやすくなっています。

 

皮膚が乾燥している状態であれば数十Vでも感電しない場合もありますが、皮膚が発汗や水濡れに濡れていれば10Vでも強い苦痛とショックを受ける危険性があり、さらに大電流であるほど感電死する危険性が伴うため注意が必要。また、発火して火災となるケースもあります。

 

 

『複合機の漏電対策』

複合機の漏電対策として有効な対策を、下記にまとめました。

 

  • アースを接続する
  • 漏電ブレーカーを取り付ける
  • たこ足配線をしない
  • 電気コードを折ったり曲げたり、束ねた状態で使用しない
  • 水回りや湿気の多い場所は避けて設置する
  • コンセントやプラグのすき間を定期的に清掃する
  • コンセントやプラグに感電防止用のカバーを取り付ける
  • 濡れた手で電気機器を扱わない

 

感電や破損のトラブルを未然に防止する意味でも、ぜひ漏電対策に取り組んでください。

 

 

 

複合機の漏電を確認する方法は?復旧の手順も解説!

複合機の漏電を確認する方法は?復旧の手順も解説!

 

漏電対策は万全ではなく、複合機において事故やトラブルの発生確率はゼロになることはありません。

 

ここでは、気付かないうちに発生しているかもしれない漏電に、いち早く気付くことのできる確認方法と複合機で発生した場合の復旧の手順を紹介します。

 

 

『漏電の確認方法』

複合機に漏電が発生していないかどうか、下記の方法で確認することをおすすめします。

 

  • 漏電ブレーカーでチェックする
  • 月々の電気料金を確認する
  • テスターを使う
  • 電力会社や電気工事業者に依頼する

 

漏電ブレーカーを設置していれば、複合機に漏電が発生した場合、ブレーカーが落ちて電流の流れを阻止してくれます。

 

頻繁にブレーカーが落ちるようなら、漏電している可能性があるため注意が必要。また漏電ブレーカーを取り付けていない場合は、電流の流れを阻止してくれることはないため、漏電している複合機は通常時より多くの電気が流され続けます。

 

そうなると電気の使用量が自然と多くなってしまうため、月々の電気代が割高になりやすいです。

 

電圧・電流・抵抗値など電気を測定するための計測器「テスター」は、電気店などで売られていますが、いくつか種類があり漏電検査に用いるのは一般的にクランプメーターです。

 

クランプメーターのクランプ部分で漏電が疑われるコードを順番に挟んでいき、漏れ電流を計測したら複合機に漏電が発生しているということですので注意が必要。電力会社などに連絡すれば、漏電を確認してもらえます。

 

依頼料がかかる可能性もありますが、漏電していて配線などの修理が必要なときは、そのままスムーズに施工してもらえるところはメリットの1つ。電気工事会社に依頼した場合、機器と配線設備の点検で約30,000~50,000円/回の料金がかかります。

 

ちなみに、配線設備のみであれば、点検は地域の電気保安協会に依頼をすれば無料です。

 

 

『復旧の手順』

漏電が発生した複合機はすぐに電源を切り、電源ケーブルをコンセントから抜きましょう。

 

ただし感電の危険性が伴うため、複合機を繋いでいるコンセントの安全ブレーカーを切った状態で行ってください。

 

その複合機をもとの状態に復旧させるには修理するしか方法がないため、保守契約を結んでいる契約先の販売店およびメーカーに連絡しましょう。もし、契約を結んでいないの場合は株式会社じむやまでご連絡ください。

 

漏電・安全ブレーカーを「入」にすることで電気が復旧します。

 

 

 

さいごに|複合機の漏電対策を実践しよう!

さいごに|複合機の漏電対策を実践しよう!

 

複合機の漏電対策は、オフィスの事故やトラブルを回避するためにも重要です。

 

また、複合機などのOA機器に起因する感電などの恐れから、復旧する手順についても理解しておかなければなりません。

 

本記事を参考にして、ぜひ複合機の漏電対策に努めてください。

 

 

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業界歴10年以上の生粋の複合機営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格で複合機を全国にリース販売しています。

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