混載原稿は複合機で簡単に処理できる?その使い方について解説!
複合機には混載原稿が搭載されている機種もあり、利便性の高さから大きく注目されています。
本記事では、そんな複合機における混載原稿機能の使い方について解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
混載原稿とは?複合機におけるユースケースを紹介!
すべての複合機に搭載されている機能ではありませんが、複合機には混載原稿が搭載されている機種があります。
この機能を活用すれば、仕事の効率が格段に向上できるのですが、具体的にはどんな場面で活用されるのでしょうか。
ここでは、混載原稿とはどういった機能なのか?また、複合機における混載原稿のユースケースについて紹介しています。
『混載原稿とは』
複合機では、原稿をコピーやスキャンする際、原稿を複合機の原稿送り装置に載せる際に混載が使われています。
つまり混載原稿とは、異なる種類(サイズ)が混じった状態の原稿のこと。原稿が混載状態でも、1度にコピー/スキャンができるところが複合機の混載原稿機能の特徴です。
そもそも、混載とは異なる種類を一緒に積むこと。似た言葉に「混在」や「混入」がありますが、混在は異なる種類が混じって存在しているという意味で若干違います。
一方で混入は、異なる種類が混じって入っていると、いずれにしても異なる種類が混じっていることを表現している言葉なのですが、混ざっている状況や場面が異なります。
『複合機における混載原稿のユースケース』
混載原稿はどのようなケースで活用できる機能なのでしょうか。
ここでは、複合機における混載原稿のユースケースについて、下記の2つのポイントで紹介します。
- 大量に読み取らなくてはいけない原稿が複数のサイズが混ざった状態になっている
- 異なるサイズで構成された資料を手早く作成して配布しなくてはいけない
そもそもユースケースとは、ユーザーがそのシステムを用いて目的を達するまでの、双方の間のやり取りを明確した定義を指します。
複合機は、複数の原稿を一度に読み取ってコピー/スキャンできますが、その原稿がすべて同じサイズではないこともあります。
読み取る原稿がA4とA5サイズが混じっていたり、A4の中にB5の原稿が混じっていたりしていると、それを1度に読み取る際に基本設定したサイズより原稿が大きいサイズだと読み取れない箇所が出てしまうため注意が必要。
また、逆に小さいサイズだと、余白ばかりになってしまうケースもあります。
そうしたことから、種類の異なる原稿が混じっている場合は、サイズ毎に別々に読み取って、後で並べ直さなければなりません。
しかし、混載原稿の機能を活用すれば、読み取りの際に複合機がサイズ判別で行ってくれるため、サイズ毎に別々にしなくても済みます。
そのため、サイズ毎に別々にするという作業をしなくてもよくなりますし、後で並べ直す作業も発生しません。
複合機で混載原稿を取り扱う際に注意すべきことは?設定の手順についても解説!
活用すれば作業効率が向上できる混載機能。その機能を上手く活用するには、どうやればよいのでしょうか。
ここでは、複合機における混載原稿の設定手順を紹介しています。
まずは、混載原稿の機能を使う場合に注意すべきポイントからみていきましょう。
『混載原稿の取り扱い時の注意点』
そもそも前述したように、この機能は混載機能が搭載されている複合機でしか使えません。
しかも、搭載されている複合機でも、機種によって設定方法や操作方法が異なるため注意が必要。さらに機種ごとに使用可能な用紙サイズも違います。
そのため、前の複合機はA4とA5横の組み合わせに対応していても、新しい複合機はA5縦しか組み合わせ対応していなかったということもあります。
また、混載できる原稿のサイズはA3とA4、B4とA5といった2種類までであることがほとんどです。
つまり、読み取る原稿がA3・A4・B4・A5の4種類が混じっていた場合、1回では読み取ることができないため2回に分けなければなりません。
使用時に注意が必要なこととして、原稿をセットする際は、必ずすべて用紙の2辺を揃えてセットすることです。
『複合機における混載原稿の設定手順』
混載原稿の機能は、機種によって機能の設定方法や操作方法が異なります。
下記に、一般的な複合機における混載原稿の機能設定・操作手順をまとめました。
- 原稿を複合機にセット
- 混載原稿を選択する
- 複合機で用紙幅の指定をする
- 印刷を開始する
別メーカーの複合機の手順を知りたい場合は、取扱い説明書やメーカーサイトを確認しましょう。
取扱い説明書やメーカーサイトを確認してもよく分からないという方は、専門業者に聞くか株式会社じむやまでお問い合わせください。
さいごに|複合機の混載原稿機能は便利!
今回は、複合機に搭載されている混載原稿機能の使い方について解説してきました。
サイズに違いのある用紙でもコピー&スキャンができるため、大変便利です。
この機会にぜひ、混載原稿の機能設定を行い活用してみてはいかがでしょうか。
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