頻繁にかかってくる複合機の営業電話にはどう対処していくべき?悪質営業の見極め方から対処法まで紹介!
複合機は、リース契約をしている企業が全体の約8割です。そのため、自社への契約変更を持ちかける営業電話がかかってくる場合があります。
本記事では、複合機の営業電話への対応や、悪質営業かどうかの見分け方とその対処法を説明します。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
なぜ複合機の営業電話がくるのか?
電話営業とは、文字通り顧客のところに電話で営業をかける営業手法のこと。また、既存顧客だけでなく、顧客となる可能性のある新規のところを開拓する営業手法でもあります。
会社の電話対応業務についていたら、営業電話の対応を1度はしたことがあるのではないでしょうか。
業務で使うために複合機の導入を検討していたり今使っている複合機の買い替えやリースの見直しをしていたりする際に、複合機の営業電話がかかってくることもありますが、まったく見当もしていないときに頻繁にかかってくるのは迷惑でしかありません。
場合によっては迷惑でしかない複合機の営業電話は、なぜかかってくるのでしょうか?
結論からいえば、複合機の導入方法が関係しています。
ここでは、複合機の営業電話がくるまでの流れについて解説しています。
『企業は複合機を購入またはレンタル・リースから選んで導入する』
複合機の導入方法には、一般的に下記の3つの方法があります。
- 購入
- レンタル
- リース
購入を選んだ場合、基本的には新品の複合機を導入可能。新品で買うのですから、もっとも費用がかかる導入方法の1つです。
ただし、中古の機種も市場には出回っているため中古品なら比較的安く導入でき、一括ではなくローンで分割支払いにすれば1回にかかる費用を下げられます。
レンタルは、業者が所有している複合機を一定期間借りるだけのため、購入するよりも安い費用で導入可能。しかし、レンタル期限がきたら返さなければなりません。
また、新品ではなく、どこかの会社がすでに使用していた複合機を導入することになるケースもあります。
リースもレンタルと同じで基本は借りるという導入方法ですが、導入費は購入よりも圧倒的に格安。レンタルとは違い、期限がきたときに買取ることもできます。
また、カウンター契約も結んでおけば、運用にかかる費用も購入やレンタルよりさらに安くできるでしょう。
リース事業協会の統計データによると、複合機を導入している企業の約8割がリースを選択しています。
『営業電話がかかってくる理由はリースを選ぶことが多いため』
複合機の営業電話は電話でのコミュニケーションから相手のニーズを探り出し、最適なメーカーおよび機種の複合機を提案することで、購入またはリース契約に繋げる目的からかかってきます。
購入を持ち掛ける営業電話も極まれにありますが、複合機の場合、ほとんどがリース契約に繋げることが目的での営業電話です。
なぜ、ほとんどがリース契約に繋げることが目的での営業電話なのかといえば、前述したとおり複合機を導入しているところの約8割がリースを選んでいるため。
購入よりリースの方が、圧倒的に導入にかかる費用が安くでき、運用費用も格安で済みます。
そのため、購入で営業電話をかけるよりリースの方が契約が獲得できる可能性があり、複合機の場合リース契約に繋げることが目的での営業電話がほとんどになるという実情があります。
また、営業電話は、新規営業だけでなく既存営業目的でもかけられます。
既存営業での営業電話とは、現在リース契約を結んでいる顧客との契約が終了する前に、再契約を結んでもらう目的でかける電話のこと。
そうした電話があることも、複合機の営業電話がくる理由といえるでしょう。
複合機に関する悪質な営業電話とは?具体的な対処法も解説!
既存営業でかかってくる営業電話は、すでに契約を結んでいる相手からのため信用できます。
しかし、新規の相手からの場合は、相手がどんな人なのか分かりません。
悪質なところから複合機の購入やリースを求める営業電話がかかってくることもあるため、正しい知識をもって対処が必要です。
ただ、電話でのコミュニケーションだけでは、相手が悪質か信用できるかの判断するのは難しいでしょう。
ここでは悪質な営業電話の特徴と対処法、そしておすすめの複合機の導入方法を紹介しています。
『悪質な営業電話の特徴と対処法』
悪質業者の特徴としては、下記の3つが挙げられます。
- 価格が不当
- 見積書の内容を説明しない
- 契約書を交わさない
これらは、営業電話の段階では分かりません。
電話で心惹かれたのであれば実際に会って直接話を聞いてみてもよいですが、マニュアルトークのように感じたり不審に感じたりすることがあれば、その場ですぐに断りましょう。
特に電話の段階で契約まで結ぼうとしたり、上司に取り次ぎを頼んでくるような場合、悪質業者の可能性もあるため注意が必要です。
しつこい営業電話を断るのは簡単ではありませんが、遠回しに断るのは効果がありません。
「弊社には不要です」や「検討しておりません」など、契約を結ぶことはないことをはっきり相手に伝えることが大切です。
悪質業者のなかには、はっきり断ったのに再度電話をかけてくるところもありますが、はっきりと断っているのに営業電話をかけてくる場合で悪質性が認められれば特定商取引法の「勧誘行為の禁止事項」に反する行為に該当します。
特定商取引法に違反している業者は業務停止命令の対象となる可能性もあるため、再度かかってきたらそのことを伝えることも対策の1つです。
『複合機が必要ならインターネットサイトを活用する』
複合機の販売やリースをインターネットサイトで行っている会社の場合、営業電話をかけて新規の開拓を行っているケースはあまりありません。
既存営業での営業電話を行っているところもほとんどないため、複合機の営業電話がかかってくるのが面倒であれば、インターネットサイトでの購入またはリースがおすすめです。
営業電話がないというだけでなく、格安で複合機がリースできるということもおすすめする理由です。
さいごに|複合機の営業電話対策は重要!
今回は、複合機の営業電話について説明してきました。
もちろんすべての営業電話が悪質というわけではありませんが、不必要な営業にはきっぱりとNOと言えるようにしていくべきです。
最近ではネットでの販売もよく見られますので、ご自身でしっかりと吟味してから購入またはリースなどの契約を結ぶほうが賢明です。
複合機の入れ替えを検討された際はぜひ、複合機のサイトなども目を通されてみてください。
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