複合機6,900円以下

LEDプリンターとレーザープリンターの違いについて解説!

プリンターにはさまざまな種類があり、LEDプリンターやレーザープリンターと聞いても、どのような違いがあるのかしっかりとは分からないのではないでしょうか。

 

本記事では、そんなプリンターの違いについて比較し、メリットとデメリットを解説していきます。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

LEDプリンターとレーザープリンターとの違いは?

LEDプリンターとレーザープリンターとの違いは?

 

プリンターはビジネスシーンでの活躍はもちろんですが、現代における日常生活でも欠かせない存在となっています。

 

そのなかでもLEDプリンターとレーザープリンターは、高速かつ高品質な印刷が可能なため、特に人気があります。

 

しかし、これら2つのプリンターはどのように異なるのでしょうか。

 

詳しく解説していきますので、ご覧ください。

 

 

『LEDプリンターとは』

LEDプリンターは、発光ダイオード(LED)の列を使用して印刷します。

 

発光ダイオードは半導体発光素子であり、電流を流すと光を放出します。

 

これらの発光ダイオードが一列に並んでおり、それぞれが1つ1つのドットを制御されているのが特徴です。

 

これにより、一度に多くのドットを印刷することができ、従来より高速な印刷を可能にしました。

 

印刷速度の速さや、構造がシンプルで故障しにくいという特徴があることからも、進化したレーザープリンターと称されることもあります。

 

 

『レーザープリンターとは』

レーザープリンターは、光線(レーザー)を使用して印刷します。

 

具体的な印刷の仕組みとしては、光線が高速回転するミラーに反射、その反射光が感光体に当たることで感光体の電荷が消去され、トナーが付着します。

 

その後、紙にトナーが転写され、印刷が行われるという仕組みです。

 

 

『3つの大きな違い』

LEDプリンターとレーザープリンターは、どちらも高速で高品質な印刷を可能にするページプリンターの一種ですが、この2つには重要な違いがあります。

 

例えば、下記の3つです。

 

  • 印刷方法
  • 品質
  • 構造

 

それぞれを確認していきましょう。

 

 

印刷方法・光源

光源は1番大きな違いであり、特徴と言えます。

 

レーザープリンターの光源は1つの光線で、高速回転するミラーにより光を左右に振り分けます。

 

そこから焦点距離補正レンズを通じて補正された光によって、文字や画像を印刷していく方法です。

 

印刷されるまでに複数の工程を必要としているため、構造が複雑となっています。

 

一方、LEDプリンターでは複数のLEDが光源として並んでいます。

 

感光体の真上にある光源が至近距離から文字や画像などの印刷をする点が特徴として挙げられますが、光源の数は数千個もあり、1つ1つのサイズはとても小さいです。

 

さらに、レーザープリンターとは違い、シンプルな構造となっているのが特徴です。

 

 

印刷品質

レーザープリンターは、光線をモーターで回転するポリゴンミラーで反射し、感光体に当てます。

 

この方法では、光線の焦点距離差による画像ボケが発生するなど、ドットの品質安定は技術的に難しい面が見られました。

 

LEDプリンターは比較的印刷速度が速いうえ、解像度も高いという特徴があります。

 

数千個のLEDを使用し、印刷することで品質のよさを可能としているのです。

 

大量の光源が感光体に直接光を当てるため、レーザープリンターのような焦点距離差による画像ボケはなく、鮮明で詳細な画像を印刷することができます。

 

 

構造

ビジネスで使うプリンターの印刷速度は、直結的に業務効率へと影響を与える重要なファクターです。

 

一般的なレーザープリンターももちろん印刷速度は速いのですが、残念ながら機械的な限界があるという問題があります。

 

しかし、LEDプリンターはそれを克服し、より高速での印刷が可能となりました。

 

レーザープリンターは、光線を左右に動かして感光体に光を当てているため、その速度を上げるには機械的な限界があります。

 

一方、光源を複数並べるというシンプルな構造を取り入れたLEDプリンターでは高速化が容易です。

 

以上のように、2つのプリンターは、大きな違いを持っています。これらの違いは、それぞれのプリンターの長期的なコストにも大きな影響を与えることにもなります。

 

 

LEDプリンター導入のメリットを紹介!

LEDプリンター導入のメリットを紹介!

 

LEDプリンターを導入することには、効率よく作業ができるようになったり、信頼獲得による評価向上など、数多くのメリットがあります。

 

なかでも最大のメリットは、前項でも記述した印刷速度と解像度の高さです。

 

繰り返しにはなりますが、LEDプリンターは数千個にもおよぶ数のLEDを使用して印刷します。

 

一度に多くのドットを印刷することができ、高速な印刷が可能。また、構造はとてもシンプルなものとなっています。

 

これらのことが、ビジネスシーンでどのようなメリットを与えるかを紹介していきます。

 

 

『業務効率化・信頼評価の獲得』

高速な印刷能力により、業務効率化に大きく貢献します。

 

印刷能力が高いということは、大量の印刷物を短時間で処理することが可能だということです。

 

これは、報告書やプレゼンテーション資料などといった、大量の文書を頻繁に印刷するオフィス環境にとっては非常に有益です。

 

高速な印刷能力は待ち時間を減らし、作業の流れをスムーズにします。結果的に業務の生産性を向上させることにつながるでしょう。

 

また、高解像度の印刷能力は読み手にプロフェッショナルな印象を与え、ビジネスでの信頼性を高めることに役立ちます。

 

プレゼンテーション資料やマーケティング資料など、高品質な印刷が求められる場面においては、明確な情報伝達と視覚的な印象の強化は必須です。

 

 

『メンテナンスの容易さ』

必要なときにトラブルなく印刷するためには、プリンターの定期的なメンテナンスが必要です。

 

保守サービスを利用して修理スタッフを呼ぶようなケースともなると、その度にプリンターの使用を制限されてしまいます。

 

また、プリンターが故障をした場合、修理が完了するまでの数日間はプリンターを使うことができない可能性もあります。

 

レーザープリンターは構造が複雑で、故障してしまうと自分で修理するのは難しいですし、下手に扱うよりは専門のスタッフに相談したほうが賢明です。

 

一方、LEDプリンターでは複雑な光学系統を必要としていません。

 

これにより、故障の可能性は低くなり、メンテナンスも容易。プリンターのダウンタイムを最小限に抑え、業務の中断を防ぐことにつながります。

 

また、ユーザー自身でメンテナンスが可能であれば、専門的なサポートを必要とせず、長期的なランニングコストを削減することができます。

 

長期間にわたって安定したパフォーマンスが提供されることは、プリンターを使う頻度が高い企業にとっては大きな魅力になるのではないでしょうか。

 

 

LEDプリンター導入のデメリットについても把握しておこう!

LEDプリンター導入のデメリットについても把握しておこう!

 

プリンターの導入にあたっては、デメリットについてもしっかりと考える必要があります。

 

LEDプリンターは、一般的なレーザープリンターと比較した場合、コストが高くつくことと、サイズが大きいという問題点があります。

 

それぞれの問題点を詳しく解説しますので、ご覧ください。

 

 

『コスト』

LEDプリンターのデメリットの1つは、初期投資コストの高さです。

 

高速な印刷速度と高解像度の印刷能力を実現するために、最新技術が惜しみなく使用されています。

 

これにより、価格はレーザープリンターと比べて高くなります。

 

価格が高くても経営に影響を与えない程度であれば問題はないでしょうが、予算が限られている小規模なビジネスや個人ユーザー、これから利益を獲得していくスタートアップ企業などには価格の高いLEDプリンターは不向きと言えます。

 

ランニングコストに関しても、レーザープリンターと比べて高い傾向にあります。

 

導入の際には、無理なく使い続けることのできるコストであるかどうかも事前に確認しておくべきです。

 

 

『サイズ』

レーザープリンターと比べて、LEDプリンターのほうがサイズが大きい傾向にあることもデメリットの1つです。

 

広いオフィスには問題なく設置できても、小さくて狭いオフィスでは設置できない、または設置場所の制約を受ける可能性があります。事前にサイズを計り、設置場所に問題がないサイズであるかどうか確認しておきましょう。

 

また、サイズが大きいということは、移動や配置の変更を困難にする可能性もあります。

 

オフィスのレイアウト変更や移転など、環境の変化に対応する際の柔軟性に問題があると言えます。

 

以上のように、LEDプリンターのサイズは、設置と運用に影響を与える重要な要素です。プリンターの選択と使用における考慮事項として留めておいてください。

 

 

LEDプリンターとレーザープリンターとの違いを理解したうえで導入する際は本当に必要であるかも検討する!

LEDプリンターとレーザープリンターとの違いを理解したうえで導入する際は本当に必要であるかも検討する!

 

新型コロナウイルスの影響で、多くの企業が在宅勤務やリモートワークを導入しました。

 

さらには働き方改革の波もあり、紙ベースからデジタルベースの作業へと移行は進んでいます。

 

これらの変化によりプリンターの使用率は低下しましたが、新たなチャンスの到来とも考えられます。

 

例えば、ITに特化したプリンターを導入すれば、より効率的に業務を進めていくことができるでしょう。

 

市場の変化に対応することで、新たなビジネスチャンスを掴むことが可能です。

 

 

さいごに|ビジネスシーンに合わせたプリンター選びをしよう!

さいごに|ビジネスシーンに合わせたプリンター選びをしよう!

 

今回は、LEDプリンターについて、一般的なレーザープリンターとは何が違うのか、ビジネスシーンにおけるメリットとデメリットも解説してきました。

 

高性能であるためデメリットももちろんありますので、しっかりと見定めていく必要があります。

 

ぜひ、本記事を導入の参考にしてみてください。

 

 

無料の予約システム「タダリザーブ」

 

The following two tabs change content below.
業界歴10年以上の生粋の複合機営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格で複合機を全国にリース販売しています。

取り扱いメーカー

キャノン コニカミノルタ シャープ 富士ゼロックス ムラテック リコー 京セラ 東芝