複合機におけるチャージ料金とは?保守契約についてもまとめて解説!
複合機には良好な状態を維持したまま利用してもらえるよう、保守契約と呼ばれるものがあります。
本記事では、複合機におけるチャージ料金とは何のことか、保守契約の全体の仕組みについても解説していきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
複合機のチャージ料金とは何?中身やメリットについて解説!
複合機は高額な事務機器です。そのため、導入方法によっては導入時に高額な料金が発生することもあり、導入時後も運用にもさまざまな料金が発生します。
例えば、導入方法によっては、毎月チャージ料金が発生することがあります。
一般的にチャージ料金とは、飲食店などに入店した際に、席に着いた時点で発生する料金のことです。
しかし、ここで言う複合機で発生するチャージ料金とは、この料金のことではありません。
複合機をリースで導入し、そのリース会社とコピーチャージ保守で契約を結んだ場合に発生する料金のことです。
ここでは、こちらのチャージ料金が発生するコピーチャージ保守とは、どんな契約なのかを解説します。
また、導入時にこの契約を結んでおくとどんなメリットがあるのかも紹介するので、ぜひご覧ください。
『コピーチャージ保守料金の中身』
チャージ料金が発生するコピーチャージ保守は、保守契約に含まれます。
どのような契約で、どんなメリットがあるかは後述しますが、保守契約にはいくつか種類があって、コピーチャージ保守はそのなかのひとつです。
この契約で発生するチャージ料金とは、導入したところとこの契約を結んだ場合に毎月発生する料金のこと。料金の金額は契約者(会社)が一定期間内に使用した用紙の枚数に応じて変わります。
具体的に説明すると、毎月支払うことになるチャージ料は下記のような内訳です。
- 月額基本料金:毎月支払わなくてはいけない基本的な料金で金額は一定
- モノクロ料金:コピーやプリントでモノクロ印刷した用紙の月の使用枚数×契約金額で金額が決定
- カラー料金:コピーやプリントでカラー印刷した用紙の月の使用枚数×契約金額で金額が決定
つまり、基本料金に使用した用紙と使用したトナーを加えたのがチャージ料金ということです。
使用した枚数にかかる料金はカウンター料と呼ばれており、かかるのは両方の一ヶ月間の使用分のため、その月にどちらかをまったく使わなかったら費用は発生しません。
両方使わなかった場合は0円です。
しかし、月額基本料金は使用しても使用しなくても毎月支払いが必要。このような契約は、一般的にはカウンター保守と呼ばれていて、内容はほとんど変わりません。
『保守契約のメリット』
京セラやその販売パートナーで複合機を導入しても、必ずチャージ料金の支払いが発生するわけではありません。
そもそも、チャージ料金とはコピーチャージ保守料金のこと。そのため、保守契約を結んでいなければ発生しません。
毎月、支払いが発生するのが嫌なら結ばなければよいのですが、できることなら結んでおくことをおすすめします。
理由は下記のようなメリットもあるためです。
- 用紙やトナー切れで業務支障が出るのが防げる
- 用紙やトナーの購入費がかからない
- 定期的なメンテナンスが無料で受けられる
- 故障の際の修理代がかからない
安全に複合機を運用するためにも、保守契約も検討してみましょう。
複合機の保守契約は他にも種類がある?コピーチャージ保守との違いも紹介!
結ぶことで得られるメリットも多いコピーチャージ保守ですが、保守契約に含まれます。
例えば、京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社は他にも、コピーセット保守とスポット保守という契約を扱っています。
これらの契約は中身がコピーチャージ保守と少し違っています。
ここでは、具体的にどのように違うのかを解説します。
『コピーセット保守』
チャージ保守は、1ヶ月の使用した枚数で決定したチャージ料を毎月支払わなければなりません。
しかし、セット保守の場合は、毎月支払わなければならないような料金はありません。
料金の支払いが発生するのはトナーを購入した際のみ。この購入代金のなかには、感光体ユニット代、故障時の修理代、メンテナンス料なども含まれています。
そのため、購入時に支払っている料金のみで前述したようなメリットが得られます。
一般的には、このような契約はキット保守契約と呼ばれています。
この契約であれば、毎月、チャージ料を支払わなくて済むでしょう。
ただし、保守料金が入っているため、お店で買うよりかなり高い金額で買わなければなりません。
『スポット保守』
スポット保守は、万が一の場合の無料修理などはなくてもよいという方(会社)向けの契約のこと。また、保守契約期間が満了し、その契約を継続しなかった場合も自動的にスポット保守になります。
簡単に説明すると、すべてその都度自費で支払うという契約です。
消耗品が切れた場合には、自分で買ってきて自分でセットしなければなりません。
また、故障時には修理代や部品代に加えて、エンジニアの出張費なども自己負担です。
さいごに|複合機の保守契約を結んでトラブル知らずになろう!
今回は、複合機の保守契約全般について解説してきました。
保守契約を結んでいない場合、消耗品やメンテナンス費用は高額になる場合もあります。
電話1本で駆けつけてくれる保守契約、ぜひ活用してみてください。
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