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複合機のSSDって何?HDDとの違いを徹底比較!

複合機を導入したいけど、SSDやHDDの意味や違いが分からない!そんなことを考えたことはありませんか。

 

本記事では、複合機のSSDについて、またHDDとの違いを比較していきます。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

複合機のSSDって何のこと?特徴や用途について詳しく解説!

複合機のSSDって何のこと?特徴や用途について詳しく解説!

 

機器の導入を考えていて詳細を調べた際、部品や搭載機能の名称が略してあり、いったいどういったものなのかわからないという経験のある方もいるのではないでしょうか。

 

複合機でも、名称が略称となっていることが少なくありません。

 

複合機も構成する部品の名称のいくつがが略称になっていることが多いのです。

 

例えば、複合機が本体内にデータ保存ができる理由として、内蔵ストレージと呼ばれる記憶装置が搭載されているためですが、実はこの内蔵ストレージには2つ種類があります。

 

1つはHDD。もう1つはSSDです。

 

HDDは見聞きすることも多く「Hard Disk Drive」の略であることをご存じの方もいるでしょう。

 

一方でSSDは、Solid State Driveの略。ちなみにSolid(ソリッド)は「固体の」「堅い」「実質的な」などの意味を持つ形容詞や名詞で、State(ステート)は「状態」「状況」「国家」「州」「政府」といった意味を持ちます。

 

そしてDrive(ドライブ)は、「運ぶ」「駆動(する)」などの意味を持っており、そんな意味合いからHard Disk DriveもSolid State Driveもデータ記録を行う「駆動装置」を指しています。

 

SSDがどんな名称の略称なのか、意味的にもご理解いただけたことでしょう。

 

それでは、そもそもSSDとはどういった機器なのかといえば、データの記録に集積回路を用いた補助記憶装置の一種で、半導体ドライブやシリコンドライブ、メモリドライブなどとも呼ばれています。

 

集積回路とは、半導体の表面に微細かつ複雑な電子回路を形成した上で封入した電子部品のこと。SSDでは、フラッシュメモリと呼ばれる集積回路が用いられています。

 

また、フラッシュメモリは、浮遊ゲートMOSFETと呼ばれる半導体素子を利用し、浮遊ゲートに電子を蓄えることによってデータ記録を行う不揮発性メモリ。

 

特徴は、何度も繰り返し書き込みができることと通電をやめても記憶内容が維持されることです。

 

 

複合機のストレージはSSDがおすすめ?HDDとの違いも比較!

複合機のストレージはSSDがおすすめ?HDDとの違いも比較!

 

複合機のすべてでSSDが採用されているということではありません。

 

一般的に複合機のストレージはHDDが採用されていますが、なかにはSSDが用いられている機種も存在しているという意味です。

 

SSDとHDDには、どちらにも一長一短あるので、こちらの方が優れているとはいえません。

 

ここでは、それぞれの優れているメリットと、劣っているデメリットについて紹介しています。

 

詳しくみていきましょう。

 

 

『HDDとの違い』

そもそもSSDとHDDはどこが違っているのかを事前に知っておく必要があります。

 

その大きな違いは、データの記録に用いられている仕組みです。

 

前述したように、SSDの方はフラッシュメモリと呼ばれる集積回路を用いています。

 

それに対して、HDDは磁気ディスクを用いています。

 

磁気ディスクとは、その名の通り磁性体を塗布した円盤状の板(ディスク)です。

 

 

『SSDのメリットとデメリット』

HDDの磁気ディスクは中心に穴が空いていて、その穴部分が装置の回転軸に固定されています。

 

そして、ディスクを高速で回転させ記録面に可動式の磁気ヘッドを近接あるいは接触させることで、ディスクへのデータの書き込みや書き換えと消去を行っています。

 

しかし、SSDの方はデータの書き込みや書き換え、消去を行う際に物理的な駆動を行わないため故障のリスクが低く衝撃にも強いです。

 

また、書き込みなどの際に騒音もしません。

 

さらに、読み書きの速度も速いという点でも優れています。

 

しかし、記録できる容量が少なくフラッシュメモリには書き込みを行うごとに素子が劣化するという欠点があるため、同じ容量にした場合に価格が高くなりますし、データ記録ができる寿命が短いです。

 

 

『HDDのメリット・デメリット』

SSDの劣っている点といえば、逆にいうとHDDの優れている点が挙げられます。

 

HDDの方が、圧倒的に最大容量が多く容量に対して価格が安く、しかも長持ちします。

 

しかし、HDDの方が故障リスクが高く、データ記録に時間がかかるデメリットもあるため注意が必要。また、書き込みなどの際にガチャガチャと音がします。

 

 

さいごに|SSD搭載型の複合機はおすすめ!

さいごに|SSD搭載型の複合機はおすすめ!

 

今回は、複合機のストレージであるSSDについて、HDDとの違いを比較していきました。

 

SSDもHDDも共に一長一短があり、簡単に優劣はつけられません。

 

オフィスニーズに合わせて最良な選択ができるよう、本記事を役立ててください。

 

 

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業界歴10年以上の生粋の複合機営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格で複合機を全国にリース販売しています。

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