複合機6,900円以下

WindowsOSのパソコンから複合機を使えるようにするには?追加方法と手順を解説!

パソコンに新しく複合機のドライバーを追加するには、メーカーの公式サイトからダウンロードします。

 

基本的には、WindowsOSとMacOSのパソコンも似たような手順でインストールできます。

 

本記事では、 WindowsOSのパソコンを中心としたドライバーの追加方法について解説しています。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

複合機ドライバーの追加方法とは?WindowsOSとMacOSでは考え方は同じ?

複合機ドライバーの追加方法とは?WindowsOSとMacOSでは考え方は同じ?

 

パソコンで複合機を使うためには、まず使用する複合機専用のドライバーをインストールしなければなりません。

 

結論から申し上げて、WindowsOSとMacOSのどちらでも基本的にインストールするまでの流れは同じです。

 

しかし、インターフェースのレイアウトやそれに伴う操作手順に少し違いがあります。

 

ここでは、WindowsOSとMacOSでの複合機ドライバーの追加方法をそれぞれ解説しています。

 

まず、前提として理解しておきたいのは、複合機ドライバーとはパソコンと複合機を通信させるために欠かせないソフトウェアであるということ。ドライバーがなければ、パソコンは複合機を認識できず、印刷やスキャンなどの操作ができません。

 

ドライバーを正しくインストールすることの重要性については後述します。

 

まずは、WindowsOSのパソコンに複合機ドライバーを追加する方法からみていきましょう。

 

 

『WindowsOSでの追加方法』

WindowsOSで複合機を追加する方法については、インストールの手順と注意すべきポイントがあるため、順を追って解説していきます。

 

WindowsOSのパソコンの場合、「自動的にドライバーをインストールする」オプションもありますが、より確実に設定するためには、手動でドライバーをダウンロードしインストールする方法をおすすめします。

 

ドライバーのインストール前準備としてはまず、キャノンやHP、ブラザーなどの複合機メーカーの公式Webサイトを確認します。

 

そして、パソコンに追加したい最新ドライバーを探します。

 

このとき、必ず自社のパソコンのOSバージョン(Windows 10、Windows 11など)に合ったドライバーを選ばなければなりません。

 

もし、間違ったバージョンをインストールしてしまうと、正しく動作しませんので注意しましょう。

 

例えば、Windows 10に対応したドライバーと、Windows 11に対応したドライバーではインストール方法や必要なファイルが異なることがありますので、互換性なく不具合を起こします。

 

ドライバーのインストール手順としては、下記のとおりです。

 

  1. 複合機メーカーの公式Webサイトを開く
  2. 該当するバージョンのドライバーをインストールする
  3. パソコンにダウンロードする
  4. インターネット経由でパソコンと複合機が接続したことを確認する
  5. テスト印刷を実施する

 

ダウンロードしたドライバーを実行すると、インストーラーが起動します。

 

画面の指示に従って、インストールを進めましょう。

 

インストールの過程では、「接続方法を選択してください」と表示されることがあります。

 

USB接続、Wi-Fi接続、ネットワーク接続など使用している接続方法に応じた選択肢を選びます。

 

もしWi-Fi接続の場合、Wi-Fiのネットワーク設定が必要になることもあるため、そのまま手順を進めてください。

 

これが完了するとインストールが進み、数分後には完了します。

 

インストールが完了したらパソコンから複合機を使ってテスト印刷を行い、問題なく動作するか確認しましょう。

 

複合機が正しく設定されて問題なければ、印刷やスキャンの操作ができるようになります。

 

 

『MacOSでの追加方法』

MacOSで複合機を追加する場合も基本的な流れはWindowsOSと似ていますが、インターフェースのレイアウトや操作方法が異なるため、Macユーザー向けに特化した解説をしていきます。

 

追加方法は、前述したWindowsOSのパソコンと変わりありません。

 

  1. 複合機メーカーの公式Webサイトを開く
  2. 該当するバージョンの「.dmg形式ドライバー」をインストールする
  3. パソコンに「.dmg形式ファイル」をダウンロードする
  4. インターネット経由でパソコンと複合機が接続したことを確認する
  5. テスト印刷を実施する

 

まず、MacOSに対応した複合機のドライバーをメーカーの公式Webサイトからダウンロードします。

 

MacOSの場合、ドライバーは通常「.dmg(ディスクイメージファイル)」という形式で取り扱われます。

 

このファイルをダウンロードしてダブルクリックで開くと、インストールウィザードが起動します。

 

もし、メーカーのサイトからドライバーが見つからない場合、AirPrint対応可も確認してください。

 

MacOSにはAirPrintという標準機能が搭載されており、AirPrintに対応している複合機であれば、ドライバーをダウンロードしなくても自動的に認識されることがあります。

 

ダウンロードした.dmgファイルを開くと、インストールファイルが表示されるので、それをダブルクリックしてインストールを開始します。

 

インストール時には管理者権限が必要になることがあるので、パスワード画面で入力しましょう。

 

インストール後、システム環境設定の「プリンターとスキャナー」セクションで、複合機を選択して接続を確認。Wi-Fiで接続している場合は、ネットワークに接続された複合機が自動的にリストに表示されているはずです。

 

ちなみに、MacOSではインストール後に「プリンターとスキャナー」の設定画面から直接テスト印刷ができます。

 

正常に動作するか確認するためにテストページを印刷し、問題がなければ設定完了です。

 

 

複合機のドライバーとは?パソコンに追加するにあたりダウンロードとインストールの違いについても解説!

複合機のドライバーとは?パソコンに追加するにあたりダウンロードとインストールの違いについても解説!

 

パソコンに複合機を追加するには、必ずドライバーをパソコンにインストールしなければなりませんが、そもそも「ドライバーとは一体何か?」という疑問を持っている企業担当の方もいるのではないでしょうか。

 

ここでは、ドライバーについて解説しています。

 

また、ダウンロードとインストールの違いについてもふれています。

 

詳しくみていきましょう。

 

 

『ドライバーとは』

ドライバーとは、パソコンと外部機器(この場合は複合機)が通信できるようにするためのソフトウェアです。

 

ドライバーがなければパソコンと複合機は情報をやり取りすることができず、印刷やスキャンができません。

 

複合機の内部には様々な部品があり、これらを制御するためにドライバーが必要。パソコンはドライバーを通じて複合機に指示を出し、動作させることができます。

 

ドライバーについての詳細は、こちらの関連記事でも解説しています。

 

複合機のドライバーとは?インストール方法や設定の手順など解説!

 

 

『ドライバーをダウンロードする』

ドライバーをダウンロードする際には、必ず複合機メーカーの公式Webサイトからダウンロードするようにしましょう。

 

最新のドライバーがリリースされているだけでなく、コンピューターウィルスの感染を予防することが可能。もし、非公式なWebサイトからダウンロードすると、マルウェアなど不正なソフトウェアが含まれている危険性があるため注意しなければなりません。

 

 

『ダウンロードとインストールの違い』

ダウンロードとインストールは、システムそのものが違います。

 

ダウンロードはファイルをインターネットからパソコンに取り込む行為。一方で、インストールはそのファイルを使用できる状態にするための設定作業です。

 

例えば、ドライバーをダウンロードしてもそれだけでは使えません。

 

つまり、ダウンロードしたファイルをインストールすることで、複合機を使う準備が整うということです。

 

複合機のドライバーをインストール後に更新したい場合の手順は、こちらの関連記事をご確認ください。

 

複合機のドライバーを確認する手順は?更新方法や注意点なども解説!

 

 

パソコン(WindowsOS)で複合機を使いたい!追加手順を事例紹介!

パソコン(WindowsOS)で複合機を使いたい!追加手順を事例紹介!

 

企業や団体で複合機を利用するためには、複数のパソコンやユーザーが同じ複合機を共有することが多く、設定の際には細かく配慮しなければなりません。

 

ここでは、WindowsOS環境で複合機をネットワークに追加する手順について事例を想定して紹介していきます。

 

HPのLaserJet ProシリーズやキャノンのimageRUNNERシリーズなど、ネットワーク対応の複合機を使用して複数のパソコンからアクセスできるようにする事例を想定してみました。

 

パソコンへの追加方法として、下記の手順で設定します。

 

  1. ネットワーク接続の準備
  2. Windowsパソコンからの設定
  3. 「プリンターとスキャナー」の設定を開く
  4. 「プリンターの追加」を選択
  5. ドライバーのインストール
  6. 印刷テストを行う

 

まず、複合機を企業のLAN(ローカルエリアネットワーク)に接続します。

 

通常、複合機には有線LANまたはWi-Fiでの接続方法があり、有線LAN接続の場合は複合機の背面にあるLANポートにネットワークケーブルを接続します。

 

ちなみにWi-Fi接続の場合は、複合機のディスプレイでネットワークの設定メニューを開いて社内Wi-Fiネットワークに接続。接続が完了した後、Windows設定に必要な複合機のIPアドレスを確認します。

 

次に、WindowsOSのパソコンに複合機を追加します。

 

「プリンターとスキャナー」のページで「プリンターの追加」をクリックし、ネットワーク上に表示される複合機を選択。ネットワーク接続された複合機は、通常このリストに自動的に表示されます。

 

複合機がリストに表示されたら、それを選んで「インストール」をクリック。ドライバーが自動的にインストールされるか手動でインストールする必要がある場合がありますので、どちらか選んでください。

 

インストールが完了したらテスト印刷を実施し、正しく印刷されるか確認しましょう。

 

 

さいごに|複合機の追加方法について理解しよう!

さいごに|複合機の追加方法について理解しよう!

 

今回は、複合機の追加方法について、WindowsOSのパソコンを例として解説してきました。

 

メーカーの公式サイト以外から複合機のドライバーをダウンロードすると、コンピューターウィルスに感染する危険性も伴うため注意が必要。また、ドライバーにはバージョンが存在しますので、該当する複合機ドライバーでなければ、インストールしても稼働しません。

 

パソコンへの複合機ドライバーの追加方法をしっかりと理解したうえで、インストールされてください。

 

 

無料の予約システム「タダリザーブ」

 

The following two tabs change content below.
業界歴10年以上の生粋の複合機営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格で複合機を全国にリース販売しています。

取り扱いメーカー

キャノン コニカミノルタ シャープ 富士ゼロックス ムラテック リコー 京セラ 東芝