複合機の中綴じ機能とは?使用するメリットと注意点について解説!
「複合機に中綴じ機能って必要なの?」
そんな疑問を持っている方は少なくありません。
社内で冊子や資料を作成する機会があるけれど、外注費が気になる。とはいえ、中綴じ付き複合機は高そうで導入に踏み切れないというような悩みを抱えていませんか?
実際、中綴じ機能は業種や用途によっては業務効率を大きく向上させ、長期的にはコスト削減につながるケースもあります。
ただし、すべての企業にとって必要な機能とは限らず、導入前に注意すべきポイントもあります。
本記事では、複合機の中綴じに関心のある方に向けて、中綴じ機能のメリットや注意点、導入判断の基準をわかりやすく解説します。
最後まで読むことで、自社にとって中綴じ機能が本当に必要かどうか、コストを抑えて導入する方法まで把握できるようになります。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
中綴じ機能とは何か?対応している複合機の基本性能について解説!
中綴じ機能とは、複数枚の用紙を重ねて中央でホチキス留めし、冊子として仕上げる製本機能のことです。
カタログやマニュアル、小冊子などを作成する際に広く利用されています。
『中綴じとはどのような製本方法か』
中綴じは印刷業界でよく使われる製本方法で、見開き中央に針金を打ち込むスタイルです。
ページ数が少ない印刷物に適しており、パンフレットや会報誌などの用途に向いています。
見た目も整っており、手軽に冊子として配布できるのが特徴です。
『中綴じ機能がある複合機の性能とは』
中綴じ機能付き複合機は、通常のコピー・プリント機能に加えて、自動的に製本処理ができるユニットを備えています。
複数ページの資料を一括出力しながら、同時に中綴じ製本まで完了できるため、印刷業務の手間を削減できます。
『一般的な印刷機との違い』
一般的な複合機との違いは、製本作業まで一貫して行える点です。
通常の複合機では印刷後に人手で製本作業をする必要がありますが、中綴じ機能付き複合機ならその手間がかかりません。
また、印刷から仕上げまでのスピードと品質を保てるのも大きな魅力です。
複合機の中綴じ機能がもたらすメリットとは?
中綴じ機能は単に便利なだけでなく、業務コストや作業効率にも好影響を与えることが多いです。
まずは、コスト面から詳しくみていきましょう。
『社内印刷によるコスト削減効果』
中綴じ機能を活用することで、印刷物を外注する必要がなくなります。
印刷会社に依頼する場合、部数や納期によっては高額な費用がかかりますが、社内で中綴じ印刷ができればコスト削減が期待できます。
『資料や冊子の品質向上と時間短縮』
社内で作成した冊子であっても、複合機の中綴じ機能を活用すれば見た目や仕上がりが一気に洗練され、まるで外注したかのようなクオリティに近づけることが可能です。
ページの中央でしっかり綴じられ、ズレのない仕上がりは社内外問わず配布する資料として十分に通用します。
さらに、印刷から製本までを一台で一貫して行えるため、外部業者に依頼する手間が省けて作業工程が大幅に短縮されます。
その結果、納期の圧縮が可能になり、急ぎの案件にも柔軟に対応できます。
プレゼン資料や営業ツールなどを短時間で整える必要があるときにも、この機能は非常に便利です。
急な打ち合わせや提案の場でも、品質を妥協せずにスピーディーに資料を用意することができます。
『営業・広報ツールの内製化が可能に』
カタログや製品紹介パンフレットなど、これまで外注していた営業・広報ツールを自社内で作成できるようになります。
頻繁に内容を更新する資料も素早く対応でき、情報の鮮度を保ちながら効果的なPRが可能になります。
中綴じ機能付き複合機を導入する際の注意点とは?
便利な中綴じ機能ですが、導入前には、下記のようにいくつか確認すべきポイントがあります。
- 用紙サイズと紙質
- 導入費用
- 使用頻度
詳しくみていきましょう。
『必要な用紙サイズや紙質への対応確認』
中綴じ機能を使うには、対応する用紙サイズや紙質が限られている場合があります。
特に厚手の用紙や特殊紙を使いたい場合は、対応可否を事前にチェックすることが重要です。
『設置スペースと本体価格・リース費用の検討』
中綴じユニットを搭載した複合機は、通常の複合機よりもサイズが大きくなる傾向があります。
設置スペースに余裕があるか、搬入経路を確保できるかを確認しましょう。
また、リース費用にも差が出るため、複数の見積もりを取り比較検討することが大切です。
『使用頻度に応じた費用対効果の見極め』
中綴じ機能を頻繁に使う業務があるなら導入メリットは大きいですが、使用頻度が低いとコストに見合わないこともあります。
どのくらいの頻度でどのような印刷物を作成するか、導入前に明確にしておく必要があります。
さいごに|複合機の中綴じ機能を有効活用しよう!
今回は、複合機で中綴じするメリットや取り扱い時の注意点などについて解説してきました。
中綴じ機能付き複合機は、冊子や資料を社内で効率よく作成したい企業にとって非常に有効。印刷コストの削減や納期短縮、資料のクオリティ向上など多くのメリットがあります。
ただし、使用頻度や設置スペース、コストに対する効果などをよく見極めて導入を検討していかなければなりません。
導入を迷っている方は、まずはリースで試してみるのも賢い選択肢です。
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