【2024年のおすすめ複合機】オフィス用メーカーのリース比較ランキング10選!
「最新版のおすすめ複合機について知りたい」
「複合機メーカーのリース内容を比較したい」
「メーカー別の性能やスペックにおける違いは?」
このように、オフィス用メーカーのおすすめ複合機の特徴をみてリースしたいと考える企業もあることでしょう。
複合機における大手のオフィスメーカーといえばキャノンや富士フイルム、京セラなど他にも数社あげられますが、実際何をどのように選べばよいのか分からないというケースも少なくありません。
本記事では、下記の内容について解説しています。
- 複合機メーカーにおけるリース市場と最新動向
- リースの特徴と仕組み
- オフィス用メーカーの選び方のポイント
- おすすめ複合機のリース比較
結論からいえば、「キャノン」「富士フイルム」「京セラ」「コニカミノルタ」「リコー」の複合機のなかから、価格面やメンテナンスサポートなどを考慮してリースすれば問題ないでしょう。
それでは、ぜひ最後までご覧ください。
目次
複合機主要メーカーのリース比較まとめ!
メーカー | キャノン | 富士フイルム | 京セラ | コニカミノルタ | リコー | 東芝 | シャープ | ムラテック |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
本体価格 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
カウンター料 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
耐久性 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
メンテの速さ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
色写り | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
シェア | ★★★★★ (No.1) |
★★★★★ (No.3) |
★★★★★ (No.5) |
★★★★★ (No.6) |
★★★★★ (No.2) |
★★★★★ (No.8) |
★★★★★ (No.4) |
★★★★★ – |
拠点数 |
★★★★★ 約200 |
★★★★★ 約260 |
★★★★★ 約90 |
★★★★★ 約120 |
★★★★★ 約420 |
★★★★★ 約120 |
★★★★★ 約158 |
★★★★★ – |
総合 | 第1位(★30) | 第1位(★30) | 第3位(★25) | 第4位(★24) | 第4位(★24) | 第6位(★22) | 第7位(★21) | 第8位(★17) |
※5満点で評価。上記のランキングは個人的な主観が入っております。
複合機メーカーにおけるリース市場と最新動向を考察!
複合機は「キャノン」「富士フイルム」「京セラ」など、大手のオフィスメーカーが最新機種をリリースしていますが、2023年におけるリース市場と動向についてはどのようになっているのでしょうか。
公益社団法人リース事業協会の公開している「リース統計」によると、業界全体としては前年比の売上金額が減少傾向にあります。
『リース市場全体の動向』
リース市場における最新の動向については、下表にまとめました。
<リース取扱高の推移>
年/月 | 件数 | 前年同月比(%) | 金額(百万円) | 前年同月比(%) |
---|---|---|---|---|
2021年12月 | 127,637 | 97.9 | 356,229.5 | 88.9 |
2022年01月 | 136,083 | 109.8 | 359,346.2 | 110.9 |
2022年02月 | 102,813 | 91.8 | 292,846.0 | 97.4 |
2022年03月 | 154,022 | 91.5 | 561,118.5 | 84.9 |
2022年04月 | 170,034 | 119.9 | 377,346.6 | 100.2 |
2022年05月 | 114,178 | 97.7 | 257,453.2 | 102.6 |
2022年06月 | 121,555 | 91.3 | 335,152.7 | 92.8 |
2022年07月 | 123,201 | 95.5 | 298,391.6 | 95.5 |
2022年08月 | 115,686 | 104.5 | 264,025.7 | 98.3 |
2022年09月 | 130,131 | 104.8 | 401,830.3 | 98.7 |
2022年10月 | 129,438 | 108.6 | 346,294.2 | 99.7 |
2022年11月 | 115,844 | 96.0 | 300,760.6 | 104.6 |
2022年12月 | 125,195 | 98.1 | 392,642.6 | 110.2 |
2022年01月~2022年12月 | 1,538,180 | 100.7 | 4,187,208.2 | 98.4 |
引用:公益社団法人リース事業協会(リース取扱高の推移)
また、主要複合機メーカーのシェア状況として2021年10月時点の結果が報告されていますが、結果としては下図のとおりです。
このような市場の動向から、複合機メーカーのシェア率を下記にまとめました。
- 富士フイルム:30.3%
- リコー:28.0%
- キャノン18.1%
- コニカミノルタ:6.9%
- 京セラ:4.6%
いずれにしても、「キャノン」「富士ゼロックス」「京セラ」「コニカミノルタ」「リコー」の大手メーカーにおいては価格面やスペック、サポート面などで充実していることからおすすめといえます。
『主要メーカーを取り巻く市場と環境の激化』
複合機事業を展開している各主要メーカーは、高品質な製品を提供することで市場での競争力を維持しています。
例えば昨今、印刷業務のデジタル化が進むなかで複合機の需要が高まっています。
また、環境問題への取り組みやコスト削減の観点から、エコフレンドリーな複合機の需要も増加しており注目されている現代。
複合機のリース市場では、ネットワーク機能を搭載した高性能な複合機が求められてきました。
これにより、複数のユーザーが同じ複合機を共有することができ業務の効率化を図ることが可能。
また、AI(人工知能)技術を活用して、複合機の保守管理やトラブル対応を効率化する取り組みも進んでいます。
例えば、複合機が故障した場合には、AI(人工知能)が故障の原因を解析し、迅速かつ正確にトラブル対応を行うことができます。
このように、高性能な複合機とAI(人工知能)技術の活用によって、複合機の利便性が向上しています。
さらに、リース契約においては、顧客にとってメリットがあるような柔軟な契約形態が求められており、その点にも注目が集まっています。
例えば、複数の複合機を一括でリースする場合には、月額費用が抑えられるようなオプションサービスが提供されることがあります。
また、複合機の更新や追加オプションが自由に選べるような柔軟な契約形態も増えています
『複合機リースにおける最新の動向』
複合機のリース市場において、下記のような最新の動向がみられます。
- サブスクリプション型のサービス
- 柔軟なリース契約の形態
- 高性能な複合機の提供
- セキュリティ対策の強化
- IoT技術の活用
- AI(人工知能)技術 など
複合機リース市場においては、サブスクリプション型のサービスが注目を集めています。
サブスクリプション型とは、月額固定料金で複合機のリースと保守管理が行えるサービスで長期間の契約を結ぶことが可能。このサービスは、従来のリース契約に比べてコストを抑えられるため、中小企業などのビジネスにおいては魅力的に感じられることでしょう。
また、複合機リース市場においては、従来よりセキュリティ対策の強化が求められています。
近年、情報漏えいやサイバー攻撃のリスクが高まっていることから、複合機のセキュリティ対策には十分な施策が求められてきました。
特に複合機メーカーは、複合機に搭載されるソフトウェアのセキュリティ強化に努めており、顧客企業が利用するネットワーク上の情報を安全に保つことができるような施策を繰り返してきた社会的背景があります。
さらに、IoT技術の活用による効率化にも大きな注目が集まっています。
IoT技術を活用することで、複合機の使用状況やトラブル情報をリアルタイムに収集し、メーカーがそれに基づいた保守管理を行うことが可能。また、顧客企業も、IoT技術によって複合機の使用状況を把握し、業務の改善に繋げることができるでしょう。
これらの動向に注目しつつ、より高度なサービスを提供することで複合機メーカーは市場での競争力を維持し、顧客企業にとってもよいオフィス環境を構築できることが伺えます。
複合機におけるリースの特徴と仕組みを解説!
複合機をリースする際には、その特徴と仕組みをよく理解しておかなければなりません。
似たような仕組みにレンタルが挙げられますが、リースとは異なるため注意が必要。
まずは、複合機におけるリースの特徴から詳しくみていきましょう。
『複合機のリースの特徴』
複合機をリースすると、さまざまなビジネスシーンで必要に応じた所有方法ができます。業務上における利便性を高めることができ、コストパフォーマンスのよい運営ができるためおすすめの導入方法といえます。
これにより、初期投資を抑えながら最新の機能を持つ複合機を利用することが可能。そもそも複合機とは、複数の機能を1台にまとめたオフィス機器で、印刷・コピー・スキャン・FAXの機能を備えています。
また一般的には、複合機のリース契約をする場合、初期費用や購入コストが必要ありません。
通常、月々のリース料金のみで利用できるところは大きなメリットの1つ。原則としてリース契約期間が終了すると複合機を返却することになりますが、この場合、複合機の買取や更新の選択が可能。
さらに、リース契約期間中に故障やメンテナンスが必要な場合は、契約期間中に含まれる修理・メンテナンスサービスを無料で受けることができるため費用面でも安心でしょう。
リースであれば、維持費用がかかることなく複合機を利用することができるところは大きな特徴といえます。
また、複合機のリース契約期間が終了する前に新しい機器に乗り換えることが可能。これにより、常に最新機種を利用できます。
『複合機のリースの仕組み』
一般的に複合機のリース契約は、下記の手順で進みます。
- オフィスの用途と目的から複合機の種類を選ぶ
- リース契約を交わす
- 複合機の各種設定
- リース契約期間の終了間際に返却もしくは更新を選択する
まずは、複合機の種類と業務上、必要な機能を選択します。リース会社によって、複数の機種取り扱いがありますので、そのなかからオフィスに合致した機能性を持つ複合機を選びましょう。
次に、リース契約をする会社と契約書を交わしますが、その内容に合意できるようであれば契約の際にサインしなければなりません。
このときの契約内容は、契約期間や料金、保証内容、修理・メンテナンスの方法や期間などが含まれますのでよく確認してください。
リース契約が完了したら、いよいよ複合機が配達されます。配達時には、機器の設置場所の確認や操作方法の説明が行われますので、不明な点があればこのタイミングで聞いておきましょう。
複合機が届けば印刷やコピー、スキャン、FAXなど、必要な機能を設定し利用します。
もし契約期間中に複合機に故障が発生した場合やメンテナンスが必要な場合は、リース会社に連絡しなければなりません。
リース契約によっては、修理・メンテナンスにかかる費用が無料ですので、このあたりも事前に確認しておきましょう。
そして契約期間が終了する前に、複合機を返却するか更新するかを選択する必要があります。
複合機を返却する場合は、リース会社が機器の引き取りを行いますが、更新する場合は新しい機器を提供してもらえます。
複合機をリースしたい!オフィス用メーカーの選び方のポイントは?
複合機をリースしたいとは思っても、数多く存在するオフィス系メーカーからなかなか選べない方もいることでしょう。
リース契約をする場合は、メーカーの選び方には十分な注意が必要。ここでは重要ポイントをまとめ、分かりやすく解説しています。
それでは、詳しくみていきましょう。
『料金/費用』
複合機のリース契約には、初期費用や月額料金、解約金などがかかります。
契約期間が長くなるほど、総額の費用も高くなりやすくなるため注意が必要。料金面で比較検討を行い、自社に合った契約プランを選びましょう。
『複合機のカウンター料金』
複合機は、使用回数に応じてカウンター料が発生します。
使用頻度が多い場合、カウンター料が高額になるため注意が必要です。
契約前にカウンター料の仕組みを確認し、予算内で使用できるかどうかも見極めましょう。
『複合機の耐久性』
複合機は、オフィスで頻繁に使用される機器の1つ。そのため、故障やトラブルが発生した場合、業務に支障が出てしまいます。
耐久性の高い機種を選び、安定した使用を維持することが大切です。
『メンテナンスの速さ』
複合機が故障した場合、速やかな対応が必要です。
メーカーの対応が遅い場合、業務に影響が出る可能性があるため注意しなければなりません。
メンテナンスの速さや対応力も、選ぶポイントの1つです。
『色写り』
複合機は、印刷の品質に影響を与えるため、色写りがよい機種を選ぶことが重要です。
特に、色を多用する資料を扱う場合は、色の再現性や鮮やかさで選びましょう。
『シェア』
複合機のシェアとは、メーカーごとの市場占有率のこと。シェアが高いメーカーは信頼性が高いことが多いため、利用者としては安心でしょう。
また、シェアが高いメーカーは修理する際のパーツの入手も容易であることが多いため、故障時の対応もスムーズに進みます。
『事業所の拠点数』
各メーカーの事業所の拠点数が多いほど、充実したメンテナンスサポートが受けられます。
複合機のトラブルで、早急な対応ができるような環境を整えることが重要です。
オフィス用メーカーのリース比較ランキングTOP10
ここでは、複合機を取り扱っている主要オフィスメーカーのリース比較をランキング形式で紹介しています。
『1位|キャノン』
やはりキャノンの魅力と言えば、「キャノン」「富士フイルムビジネスイノベーション」「リコー」の複合機の3大メーカーと言われる1つですが、複合機の耐久性・画質の綺麗さ・メンテナンスの速さどれをとってもTOPクラスです。
弱点と言う弱点はないと言っても過言ではありません。
昔は筐体の色がカシミヤベージュというくすんだ色をしておりました。
メーカーの言い分ではオフィスに邪魔にならないカラーコーディネートという事で独自路線をいっておりましたが、かなり付表で現在は白を基調とした一般的なホワイトカラーの筐体に変わっております。
ですので、今や無敵と言っても過言でないメーカーとなっています。
ただし、これはあくまで全体の話であって、一部「色」を取り扱うデザイナー等の業種であったら富士フイルムビジネスイノベーションに負けてしまいます。
『2位|富士フイルムビジネスイノベーション』
キャノンのライバル企業と言えば、富士フイルムビジネスイノベーションです。
先ほど色を取り扱う企業だと富士フイルムビジネスイノベーションの方が支持されていると書きましたが、具体的には「デザイナー」や「広告業」の方です。
富士フイルムビジネスイノベーションの場合、カラー印刷の色写りが原稿やデータに近いので、そういった業種に限ると9割は富士フイルムビジネスイノベーションで導入されています。
また、耐久性やメンテナンスの速さもややキャノンよりも上です。
では何故キャノンが1位か?と言いますと、価格の高さが関係してきます。
今やリース料金・カウンター料金共に、激安になってきました。
販売店の実績を考慮して安なるのはもちろんですが、それとは関係なく世の中の情勢を与してメーカーが全体的に安くしたのです。
弊社でも多くのメーカーで他社が真似できない激安リース料金でご提供する事ができます。
そんな弊社でも、富士フイルムビジネスイノベーションは以前と変わらずの価格で未だ強気の姿勢を崩しません。
多少は安くなりましたが、他メーカーの値下げ率からすれば全然下がってないですね。
だいたい、本体の卸価格やカウンター料金は他メーカーの1.3倍ぐらい高いと思ってください。
『3位|京セラ』
京セラの強みとしては、印刷枚数の多い企業へのオンリーワンの価格力です。
近年のペーパーレス時代もあって、複合機業界はじわじわと右肩下がりになっていくと言われている業界です。
その為、複合機も分速20枚機や分速25枚機程の低速機と言われる機種がどのメーカーでも主力です。
しかし、京セラは他のメーカーが低速機に力をいれるなか、高速機に照準をあて代理店の賛同を得たメーカーです。
というのも、大量に印刷しても不具合が少ない、かつ、カウンター料金が激安ということが挙げられます。
カウンター料金も一枚単価で見れば大きく差が出ても数円の違いですが、塵も積もれば山となりますので、3,000枚以上の印刷ボリュームがあれば京セラ一択となります。
一概には言いませんが、カラーもそこそこ印刷して月に3,000枚以上刷っているのでしたら、「京セラ機2台=富士フイルムビジネスイノベーション機1台」というぐらいの価格の差は発生すると思います。
昔は「色が写りが悪い」というデメリットがありましたが、今の機種では色移りも全く問題ないので、弊社でもオススメのメーカーの一つです。
ただ、京セラのメンテナンスはS~Dランクのエリアに分けられ、Dランクに近づくにつれてメンテナンスにくるスピードが遅くなります。
基本的にDランクでも当日対応となりますが、田舎過ぎると非常に遅くなるので、そこだけが注意点ですね。
コラム:京セラ複合機のエリア別の保守スピード一覧【S~Dランク】
『4位タイ|コニカミノルタ』
コニカの特徴としては、キャノンよりも安いのにほぼ同等の性能を持っているということです。
やはり、複合機に限らず物を選ぶうえで、性能と同じぐらい「知名度」を気にされる方も多いです。
私でも「トヨタ自動車だったら間違いない!」と思ってますしね。
その知名度がコニカミノルタは社会人しか知らないのです。
ランキング表を見て頂ければ誰でも分かるメーカーがたくさんある中、コニカミノルタは普段私たちが身近に感じるメーカーではないといえます。
上場企業で資本金3億で、従業員数は数千人規模の会社ではありますが、主に産業用の製品を作っており、B to Bの会社です。
弊社のランキング表だけでなくコニカミノルタの評判を調べて頂ければ、信頼に値するメーカーというのはすぐに分かります。
『4位タイ|リコー』
ここでようやくリコーの登場です。
何故3大メーカーなのに、このような順位か疑問に思う方もいるでしょう。
性能としては、キャノンに引けをとらないメーカーなのですが、考え方が前時代的で他のメーカーに取り残されてしまった結果、富士フイルムビジネスイノベーションよりも大幅に価格が高いというデメリットがあるからです。
先ほど富士フイルムビジネスイノベーションが他社の1.3倍と言いましたが、リコーは1.6倍ぐらいです。
ですので、弊社ではリコーの取り扱いはあるのもの、他メーカーで提案しても良いか聞いてダメって言われたら断っていますね。
リコーの前時代的な特徴としは、「リコーのみを扱っているところを優遇する」「足を使って営業する」という2点があります。
弊社のような全メーカーを扱っているところですと、リコーはものすごい高い卸値となります。
また、弊社の様にネットで拡販する販売店だとリコーを大々的に宣伝している業者はないと思います。
というのもリコーはネットを使う業者が嫌いで、古くからある地域密着型の販売店を優遇しています。
そういった戦略で、他社と差別化を図っていましたが、ニュースでも報道された様に赤字に転落してしまいました。
『6位|東芝』
東芝の特徴としては、価格がめちゃくちゃ安いが、性能的には若干劣るという点です。
それでも、会社で一般的な使用方法であったら問題ありません。
また、他社が独自路線で勝負していこうという風潮がありますが、東芝もそれは変わりません。
東芝の独自路線として、特徴用紙の印刷に力を入れています。
例えば、エコクリスタルペーパーという飲食店のプラスティックのメニュー用紙みたいな紙がありますが、こちらは東芝以外の複合機もブレなく印刷することが可能です。
しかし、東芝は以下の様な特殊用紙にも対応しております。
- 撥水紙
- クリアホルダー
- マグネット紙
- リポップ
- エンボス加工紙(レザック紙)
- 布風クロス
- 耐水シール
- LED用パネルフィルム紙
- 和紙シール
引用:特殊用紙ラインアップ
実例で言いますと【ゼッケン・ノボリ・横断幕・表札・行き先案内・ラベル・POP・名刺・クーポン券・会員カード・野外看板】で使っている企業様が多数いらっしゃるとメーカーから聞いたことがありあます。
特にお客様が目を引くは「マグネットシート」ですね。
商談でお客様先に言ってあれこれ複合機の提案をしていてもイマイチはまらなかったのか「今回はやめとこうかな~」と担当の方がおっしゃていましたが、東芝のサンプルのマグネットシートを見せてからは体が前のめりになる程興味を持って頂き、無事に受注となりました。
他のメーカーでも一応は印刷が可能ですが、色ブレが発生したり、トナーの定着がイマイチうまくいってない事がありますので、他社では特殊用紙は推奨していません。できるとしたら封筒とかハガキぐらいですね。
『7位|シャープ』
シャープというメーカーは独自路線を歩まずに、一定の品質で一定のサービスを提供しているメーカーで、複合機の平均を体現しているようなメーカーです。
また、代理店に緩いメーカーというイメージがどうしてもあります。
基本的に同じメーカーのコピー機同士を代理店を変えて入れ替えるという事は出来ない様になっていますが、シャープではそれができるのです。
要するに、代理店の活動に干渉はあまりせず、とことんやってよいぞ!という戦略をとっています。
そのため、代理店選びが非常に重要になってくるメーカーで、悪い業者にあたると常に何かを売りつけようとしてくるので、気を付ける必要があります。
テレアポで営業してくる複合機業者の8割がシャープではないでしょうか?
『8位|ムラテック』
ムラテックというメーカーは、複合機メーカーという括りに入れてよいのか分かりません。
というのも、複合機自体はコニカミノルタのOEMだからです。
メンテナンスはもちろんムラテックが担当します。
先ほども書いた通り、コニカミノルタの複合機はキャノンとほぼ同等です。
なので、特徴もコニカミノルタと同じです。
上位7社と比べるとメンテナンスの速さは遅い方ですが、その代わり、サービスマンは営業マンに近い感性を持っており、対応がよいという声は良く聞きますね。
番外編|NTT
NTTもムラテック同様にOEMとして、各メーカーから仕入れますが、まずNTTの複合機を1万円以下のリース料で契約している企業を見たことがありません。
ムラテックの様にコニカ一本でやっていれば、OEM費用も安くなると思いますが、富士フイルムビジネスイノベーション・シャープ・東芝と言ったメーカーから仕入れているので、価格交渉もできてないのかな?と個人的に思っております。
また、NTTの複合機を扱っている販売店は回線系の商材がメインの会社が多いので、基本的には全メーカーのなかで1番選択肢から外すメ-カーですね。
番外編|OKIデータ(沖データ)
沖データも一応は複合機メーカーとなります。
しかし、メーカーの人間も「OKIはサブ機として2台目として導入するもの」と言っている通り、上位7メーカーとは根本的なところで差別化を図っているメーカーです。
特徴としては、本体価格は安く、カウンター方式の複合機を一切販売していないことです。
弊社ではあまり拡販をしていないので、全メーカー中で中間ぐらいの価格ですが、実績もなくメーカーと取引を始めたばかりだとダントツに安く卸してくれるメーカーだと思います。
ただ、デメリットは非常に多いです。
まずは、メンテナンスにくるのは基本翌日以降です。
文中に複合機のメンテナンスが早いとか遅いとか書いてますが、これは1時間で来れるのか3時間で来れるのかの話で、当日中に来る前提の話ですが、OKIデータはそもそも当日メンテナンスができません。
それから、基本自分でなんとか出来る部分については自分で行う必要がありますので、世間一般的には「業務用」となっていますが、私的には業務用という括りには入っていませんね。
デザイン性も結構悪く、何故こんな歪なデザインなの?と疑問を覚えています。
ここ近年では複合機の成長が頭打ちになってきているので、筐体のデザイン重視という風潮からちょっと遅れている感は否めません。
さいごに|おすすめ複合機をよく比較検討してリースしよう!
今回は、主要オフィスメーカーが取り扱っている複合機をリースしたい企業向けに、さまざまな比較対象に分けて考察してきました。
料金面やサポートメンテナンスなど、複合機メーカーによって対応が異なるため慎重に選ばなければなりません。
リース契約前には必ず内容を確認し、条件を理解したうえで同意することが重要です。
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