複合機のレンタルは損?導入費+保証金で10万円掛かるって本当?
本記事では、リースとレンタルどっちが得なのか?また、損をするケースについて解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
複合機のレンタルとは?損をしない導入方法について解説!
複合機をレンタルするには数万円規模で費用がかかることもあり、結果として費用対効果が薄くコストパフォーマンスの低下を招くケースもみられます。
そのため、複合機をレンタルするにあたり価格の相場や具体的な仕組みを理解するだけでなく、リースとの違いについても知っておく必要があります。
複合機のレンタルで損をしないためにも、まずは複合機のレンタルは本当にそんなのか?また、料金の最安値についてもみていきましょう。
『複合機のレンタルは損?』
レンタルとリース、両者の大きな違いは、複合機の途中解約ができるかできないかの違いです。
他のもいくつか挙げられますが、詳細については後述します。
「だった途中解約できる方が得じゃん!」と思うでしょう。しかし、諸々の料金が全然違うのです。
私が調べた中で保守が出来て最も安いレンタル会社の料金です。
レンタルA3カラー複合機の状態 | 中古品 |
レンタル料 | 月々19,800円 |
カウンター料 | モノクロ3.5円/フルカラー25円 |
メンテナンス | 0円 |
その他 | 保証金6万円+設置・撤去費7万円=13万円 |
もう1度言いますが、これが複合機業界のレンタル品の最安値です!通常は、レンタル料が月3万とかしますね。
これって意味あります?
単純に2年半以上使うなら僕の出している新品の見積もりの方が安いですし、2年未満で返す気なら、月2万5,000円ぐらいで借りていたことになるので、そもそも必要ないのではないでしょうか?
レンタルのコピー機はリース落ちの中古品で出すんですけど、僕の会社の場合、新品でも3年リースで月2万ぐらいのリース料ですからね。
レンタルという制度は、一括で購入する費用がなく、リースの審査に落ちてしまって、最終手段として考えるものです。
実際に私のお客様でも、「起業したばっかの時にリース契約をしたかったけど、許可が降りなくて仕方なくレンタルにしてしまった。」と言っておられました。
まだリースの審査すらしてなくて、レンタルを考えるのであれば、一度改めて下さい。
その時にこのブログを見て「株式会社じむやって安心出来そうな会社だな」と判断頂けたら、価格面でさらに勉強させて頂きます。
『レンタルとリースの違い』
基本的にレンタルは、短期的な使用を目的とした契約です。
複合機におけるレンタル契約では、一時的に借り受け一定の期間にわたって使用することができ所有権はレンタル会社側にあります。
レンタル料金は通常、日割りまたは時間割りで計算され、一時的な需要や特定の用途に対応するために利用されることが一般的。期間が柔軟で、必要な期間だけ複合機を借りることができます。
そして、契約期間終了時には複合機を返却することが求められます。
一方、リースは長期的な契約であり、通常は数年にわたる契約が行われます。
一定期間、複合機を借り受け、リース契約で定められた期間や条件に従って使用可能。また、一定の賃料(リース料)が支払われ、通常は月次または年次で支払われます。
期間内であれば複合機を自由に使用できますが、リース契約期間を超えて使用する場合は追加料金や契約の更新が必要です。
複合機におけるレンタルとリースとの違いについて、さらに詳しく知りたい方は、「複合機のリースとレンタルの違いは?【長期使用ならリースがお得】」の記事をご覧ください。
複合機をレンタルするメリットは?3つのポイントで解説!
複合機のレンタルは、短期的な用途など環境に合わせた使い方をすることでコスト削減に繋がるなどのメリットがあります。
他にも、いくつかのメリットが挙げられますが、ここでは下記の3つのポイントでまとめました。
- レンタル会社によって管理されるため安心
- 複合機における最新の技術や機能の利用できる
- 柔軟性とスケーラビリティ(拡張性)の高さ
技術の進歩が速い複合機市場では、レンタルを通じて最新の機能や性能を利用できることから、いち早く触れることができるところは大きなメリットといえます。
それでは、詳しくみていきましょう。
『レンタル会社によって管理されるため安心』
複合機のレンタルにより、機器の管理がシンプルになります。
基本的にはレンタル会社に依存するため、メンテナンスや消耗品の補充、機器の更新などは会社側で操作することはありません。
そのため、業務に集中して取り組むことができます。
『最新の技術や機能の利用できる』
レンタルの複合機を利用することで、常に最新の機能と技術を利用することができます。
新しい機能や改良された性能を持つ複合機を使いたい場合に便利です。
レンタル契約の更新時に最新モデルに切り替えることも可能。レンタルなので、基本的には期間面でデメリットが生じますが、最新機能について触れられるところはメリットの1つといえます。
『柔軟性とスケーラビリティ』
レンタルした複合機は、使用期間や使用量に合わせて柔軟性を持たせた運用が可能。例えば、会社の繁忙期に複合機の需要が増加したことで一時的に導入するなど、時期によって複合機を増減したい場合には有効です。
また、レンタル契約期間は柔軟な変更が可能で、短期的なプロジェクトの進捗状況によって相談できるところはメリットといえます。
複合機のレンタルは、会社内の事業拡大や一時的なプロジェクトなど、需要が変動する場合に便利です。
レンタル複合機会社は悪徳が多い?遭遇したときの対処法について解説!
実は、レンタル複合機の会社のなかには悪徳・詐欺行為を行うような業者もあるため注意しなければなりません。
『レンタル複合機の悪徳会社の特徴』
そして、僕が一番言いたいのがこれです。新品の複合機というのはメーカーの信用に直結しているので、製品の保証に力を入れています。
ですが、型落ちの複合機というのは、そこまで厳しくありません。
もともと対応年数が過ぎている複合機なので、全メーカー「壊れて当たり前」のスタンスです。
そのため、メンテナンスは大体が自社メンテになり、メーカーに払うお金もカウンターの極一部でしょう。
また、本当はリースで売りたいのがレンタル会社の本音ですが、中古品はリース会社が許可してくれないので、仕方なくレンタルなんです。
そうすると、「メーカー」と「リース会社」というフィルターが入っておらず、販売店の裁量でいくらでも契約条件の途中変更が容易になります。
また、レンタルを扱っている販売店は、レンタルなのに途中解約ができないという、本末転倒な契約をするとこもあるので、注意が必要です。
『悪徳複合機レンタル会社の事例』
こちらも私のユーザーの例です。
「3年期限のレンタル」で複合機を借りていたある建設会社さんがおりまして、事業拡大に伴い新品の複合機のリースをしたいということで、株式会社じむやに依頼がありました。
私は、冒頭の月6,900円の見積もりを出し契約しました。
しかし、2・3日したらそこの会社から電話があり、「レンタルなのに途中解約できないと言われたんだけど、そんなことあるの?」という相談でした。
レンタル→新品への案件の事例が少なかったので、調査の意味も込めて、私からもレンタル会社に電話しましたが「契約書に書いてありますし、口頭でも説明しました」の一点張りで状況の改善には至りませんでした。
実際に残り10ヶ月の残があり、契約は一旦白紙に戻りましたが、10ヶ月後再度契約をいただきました。
『悪徳業者に遭遇した際の対処法』
レンタル複合機の悪徳業者に遭遇しても、なかなかそれに気づかない方も少なくありません。
対処法としては、何かすぐに違和感を感じても即答せず周囲に相談することです。
「これってレンタル複合機の悪徳業者かな?」と思ったら、ぜひ1度、株式会社じむやまでご相談ください。真摯に対応させていただきます。
勘違いして欲しくないのが、「レンタル会社=中古品販売会社」ではないということです。
レンタル会社はあくまで販売方法の表記に問題がある会社が多いだけであって、中古複合機販売会社なら問題はありません。
さいごに|複合機をレンタルしよう!
今回は、リースとレンタルどっちが得なのか?というテーマで解説してきました。
また、複合機をレンタルして損をするケースとして契約期間な制約について触れてきましたが、会社の業務内容やボリュームなどで導入については上手な選択をすることが重要です。
詐欺のような行為で騙す悪徳業者も存在するため、その見極め方については理解しておかなければなりません。
複合機のレンタルで何かご相談があれば、ぜひ株式会社じむやまでお問い合わせください。
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