複合機でバーコードの読み取りは出来る?【データ振り分けの新様式】
複合機でバーコードが読み取れることをご存知でしょうか?
今回紹介する内容を理解すれば、バーコード読み取り機能を活用することによって業務を効率的に進めることができます。
本記事では、複合機でバーコードを読み取る方法とその活用方法について紹介しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
複合機のバーコード読み取り機能とは?
バーコード読み取り機能とは、複合機でバーコードをスキャンして各種フォルダに振り分けてくれるシステムのこと。
バーコード読み取りをすることによって、複合機が自動的に読み込んでくれます。
ただ、バーコードを読み取れる機能があるメーカーもバラバラで、読み取りが出来るメーカーの仕様も少し違っています。
なので、一般的な小売店にある商品で会計をするバーコードの読み取りとは違います。
みなさんが想像している縦線を並べた一般的なバーコードも設定できますが、複合機の種類によっては、スマートフォンなどで読み込むQRコードも設定可能。
一般的なバーコードでも十分に活用できますが、スマートフォンでも読み取り連携したい場合は、QRコードで設定するとよいでしょう。
バーコードの読み取り機能があるメーカー一覧
メーカー | 機種 or オプション | 製品名 |
富士フィルムビジネスイノベーション | 機種 | DocuPrint CM310 z II |
キャノン | オプション | imageWARE Scan Manager DS |
リコー | オプション | RICOH カンタンバーコード活用 |
東芝 | オプション | e-BRIDGE Plus for Barcode Scan |
シャープ | – | – |
京セラ | – | – |
コニカミノルタ | – | – |
ムラテック | – | – |
上記がバーコード読み取り機能があるメーカーの一覧です。
機種として唯一発売されているのが富士フィルムビジネスイノベーション(旧ゼロックス)が2018年12月5日に販売した「DocuPrint CM310 z II」という機種です。
A4しか使えないものの、ソリューションとしての複合機としては一段階上の機種となりますので、ハマる企業にはこれ以外考えられない様な複合機です。
その他メーカーにおいてはオプションで提供しているメーカーもあるものの、手間がかかるのがほとんどで実用的ではありません。
複合機でバーコード読み取り機能を設定すると効率的!活用方法について紹介!
これから複合機でバーコード読み取りを設定される方は、具体的に何が効率的になるか分からないことでしょう。
ここでは、富士フィルムビジネスイノベーション(旧ゼロックス)の「DocuPrint CM310 z II」という機種についてご紹介したいと思います。
『自動でフォルダの仕分けができる!』
複合機へデータを保存するときに、自分でフォルダを選択して保存していませんか?
バーコード読み取り機能を設定することにより、複合機が自動でフォルダを仕分けてくれます。
保存先を選ぶときに、多数あるフォルダを探して設定するのは意外と手間ですよね。
その手間がなくなることにより、時間も短縮できて業務を効率化できます。
また、保存先のフォルダを間違えたことはありませんか?
複合機が自動でバーコードを読み取ってくれるので、保存先を間違えるという心配がありません。
取引先や個人データを扱う企業では、管理するデータも多くなるため、特におすすめの活用法です。
具体的な例をあげれば、個人のカルテを管理する病院などによく使われています。
保存先のフォルダが多数あったり、保存先を間違えたくなかったりする方は活用することによって業務を効率化できるでしょう。
『保存データの検索を楽にできる!』
複合機のバーコード読み取り機能で保存したデータは、楽に検索できます。
保存したデータを取り出すときに、普段どのように検索されていますか?
フォルダ名で管理していれば、数あるフォルダから「目当てとしているデータがなかなか見つからない」という経験もあるでしょう。
バーコードで検索することによって、目当てのデータにもすぐに行き着くことができるため、フォルダをひとつひとつ開いて探すという手間もかかりません。
そのため、複合機のバーコード読み取り機能の導入は、多くのデータを管理している企業におすすめ。
今後、使うためにデータを保存しているので検索が楽になるだけでも、業務をスムーズに進めることができます。
データを探すのに時間がかかるという方は、バーコードを活用することによりその悩みが解消できるでしょう。
『ペーパーレスで紛失の心配がない!』
複合機のバーコード読み取り機能を活用すれば、データで管理するため用紙が必要ありません。
複合機本体にも保存できますが、別にサーバーやクラウドを準備することにより、紛失する心配もないため安心。
紙書類で管理していると、前項で紹介したように仕分けや取り出しにとても手間がかかりますし、重要な情報を扱うため紙だと処分にも困ります。
そのため、複合機のバーコード読み取り機能でデータを保存することにより、紙書類のデメリットがほとんど解決できます。
用紙が節約できて、手間も無くなるのでとても便利ですよね。
紙書類で管理している方は、複合機のバーコード読み取り機能を活用すれば業務をスムーズに進めることができるでしょう。
さいごに|バーコード読み取り機能を活用して複合機を最大限に活用しよう!
今回は、複合機のバーコード読み取り機能について解説してきました。
複合機は、コピーやFAXだけではありません。その他にも便利な機能がたくさんあります。
また、バーコード読み取りもその便利な機能のひとつですが、その機能を知らない方や上手く活用できていないという方も多くいます。
費用をかけて導入している複合機なので、どうせなら最大限に活用して業務を効率的に進めたいと思いませんか?
複合機でのバーコード読み取り機能は、業務を効率的に進めるためにとても便利な機能です。
本記事で紹介した活用法に当てはまる方は、ぜひバーコード読み取り機能を導入して複合機を最大限に活用してみてはいかがでしょうか。
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