コピーと印刷(プリントアウト)はどちらが安い?複合機の疑問を解決!
複合機のコピーと印刷、どちらが安いのでしょうか。
本記事ではコピーと印刷の違い、コストを抑えるポイントを紹介していきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
複合機のコピーと印刷はどちらが安い?違いについても解説!
複合機を導入するのであれば、導入方法だけでなくランニングコストのことも考える必要があります。
複合機には、プリンターとしての印刷機能とコピー機としてのコピー機能が備わっており、いずれかを主な用途として活用している方もいるでしょう。
例えば、同じ書類を複数枚印刷する場合に必要枚数を印刷機能で全部プリントしてしまうという方法と、1枚だけプリントとして、それを必要枚コピーするという方法があります。
その場合、コピーと印刷ではコストはどちらが安いのでしょうか。
結論からいえば、どちらもそれほど変わりません。
具体的に、コピーと印刷はどちらが安いのかまとめました。
そもそも複合機の印刷機能とは、パソコンなどから出力した文字データや写真データを用紙にプリントする機能のこと。一方でコピー機能は、複合機の読み取り装置で画像データ変換した文字や写真を用紙に複写する仕組みです。
似ているようで違うコピーと印刷はどちらが安いのかというと、どちらも同じ用紙を使うので用紙代は同じです。
インクやトナー代もそれほど変らないでしょう。
ただし、消費電力はコピー機能よりも印刷機能の方が安いです。
いくつかのメーカーサイトで仕様を調べてみましたが、機能ごとの消費電力は具体的に明記されていませんでした。
そのため、あくまでも推測ですが、コピーは原稿の読み取りを行う必要があります。
その読み込みに時間がかかる分、印刷機能を使った時より電力を消費するからくりです。
しかし、そんなに大きく金額的に違っているということでもありません。
結果として、コピー機能と印刷機能のコストはほとんど変わらないといえます。
複合機のランニングコストを抑えるために!カウンター保守契約とは?
ランニングコストを抑えたいのなら、コピーと印刷はどちらが安いのかでなく、カウンター料金がどのくらいなのかを契約前に把握しておくことが重要です。
それでは、どうしてカウンター料金の把握が重要なのか?その理由を解説します。
『コピー・印刷単価はカウンター料金次第』
カウンター料金とは、複合機の印刷枚数に応じて課金される仕組みのこと。印刷枚数に応じて料金が算出されるのですが、モノクロで印刷したかカラーで印刷したかで1枚あたりの単価が異なります。
前述したように、コピーと印刷のどちらを使っても印刷に使う用紙の枚数は同じ。また、どれぐらい何色を消費したかではなく、単にカラーかモノクロで単価設定されています。
ちなみに、2色カラーかフルカラーかでの違いはあります。
コストを大きく決めるのは、それぞれの単価がいくらなどのどんな契約内容でカウンター保守契約を結んだのかです。
これが、コストを抑えたいのならカウンター料金の把握となる理由です。
『カウンター保守契約のメリット』
カウンター料金が発生するのは、リースで導入し、導入した会社とカウンター保守契約を結んだ場合です。
ただ、リース導入でも契約を結ばないという選択も選べます。
契約を結んでしまうと毎月一定の費用がかかってしまい、使わなかった月でも一定の料金を支払わなければなりません。
そのため、場合によっては結ばない方がコストが安く抑えられますが、まったく使わないというのでなければ結んでおくことをおすすめします。
理由は、結んでおけば下記のようなメリットがあるためです。
- トナー切れを心配しなくて済む
- トナー代がかからない
- 定期メンテナンスを受けられる
- 故障時に修理費を別途支払う必要がない
カウンター保守契約の方法や料金相場については「複合機のカウンター料金の相場はいくら?」の記事で詳しく解説しています。
複合機コピーと印刷の単価を安くするためのポイントも紹介!
ランニングコストを抑えるのに重要なのはカウンター料金の把握です。
ただ、漠然といくらぐらいの料金なのか把握していては駄目です。
しっかりと下記のようなポイントを把握しなければ、コストを抑えることはできません。
- 月間印刷枚数
- 基本料金
- サポート内容
詳しくみていきましょう。
『月間印刷枚数を把握』
カウンター料金は、その複合機の月間印刷枚数で決まります。
月間印刷枚数とは、その名のとおり1ヵ月間にその機器で何枚印刷を行ったかを表す値のことです。
月間印刷枚数が何枚かによって選ぶ機種や契約が異なってくるため、結果としてコストに関わってきます。
『基本料金の確認』
基本料金は、使用しても使用しなくても、毎月契約を結んだ会社に支払わなくてはいけない料金です。
この基本料金を毎月支払っている理由から、さまざまな保守が受けられます。
料金は交渉次第で安くもできますが、安いほど受けられる保守も少なくなりやすいです。
『サポート内容の確認』
カウンター保守契約の内容によって、受けられるサポートも違ってきます。
基本料金が高い方が、受けられるサポートが多くなる傾向にありますが、契約を結ぶ会社によってはどの金額でどこまでのサポートがあるかも異なります。
金額だけでなく、内容も把握しておくことが大事です。
さいごに|複合機のランニングコストを知って安く抑えよう!
今回は、複合機のコピーと印刷について解説しました。
ランニングコストを抑えるポイントも合わせて紹介しています。
ぜひ1度、お使いの環境を見直してみてはいかがでしょうか。
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