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複合機とプリンターの違いは?そもそもの複合機の定義から徹底解説!

複合機の定義って何?プリンターとの違いってあるの?という疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

 

本記事では、複合機の定義について解説していきます。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

複合機の定義とは?基本的な考え方と役割について解説!

複合機の定義とは?基本的な考え方と役割について解説!

 

現代では、オフィスや家庭で書類や画像の印刷、コピー、スキャンが日常的に使われています。

 

これら、すべての作業を1台で効率的にこなす機器としてるのが複合機。ふと業務で使っているときに、複合機の定義について気になったことのある方もいるのではないでしょうか。

 

複合機の定義は、コピーやスキャン、プリント、FAXなどを1台にまとめた機械です。

 

それでは、複合機の定義について深堀りしていきながら、詳しくみていきましょう。

 

 

『複合機の定義』

複合機(英語:Multi Function PeripheralまたはMulti function Printer略してMFP)の定義は複数の出力、入力機能を備えた電子機器のことをいいます。

 

基本的に、複合機には下記の機能が統合されています。

 

  • プリント(印刷):PDFなどを紙媒体に出力すること
  • コピー(複写):紙に書いてる文書をそのまま複写すること
  • スキャン(読み取り):紙の文書をデジタルデータとして読み取ること
  • ファックス(FAX):電話回線を使って文書を送受信すること

 

これらすべての機能を単独で行う場合、それぞれに対応した専用の機器が必須でした。

 

複合機はすべてを1台でこなせるため省スペース化、業務効率化、コスト削減といった点からおすすめです。

 

 

『複合機の役割』

複合機の定義にふれるうえで、機能的な役割については理解しておくべきです。

 

基本的には、会社内でも書類のコピーや印刷が主な役割になっているのではないでしょうか。

 

なかには、プリンターでもよいと考える方もいるかもしれませんが、そのうえで複合機の特徴は理解しておかなければなりません。

 

こちらの関連記事で、詳しく解説していますのでぜひ、ご覧ください。

 

【関連記事】

そもそも複合機とは?コピー機・プリンター機等の違いも解説!

 

 

『プリンターの定義との違い』

プリンターの定義は、印刷機能に特化した電子機器です。

 

複合機とは、スキャンやFAXなど機能性からみても定義が違います。

 

複合機とプリンターの違いについての詳細は、こちらの関連記事で解説しています。

 

【関連記事】

複合機とプリンターの違いとは?プリンターでもコピーやFAXは使える?

 

 

複合機の定義を知るうえで誕生から現代までの歴史を紹介!

複合機の定義を知るうえで誕生から現代までの歴史を紹介!

 

複合機の歴史を知ると定義を理解しやすいです。

 

ここでは、誕生の歴史から現代までの動きを紹介していきます。

 

 

『複合機が誕生する以前の時代』

以前は、「印刷」「コピー」「スキャン」「FAX」といった作業は、それぞれ別の専用の機器で行われていました。

 

  • プリンター:パソコンの文書を紙に出力する機器。初期のころはドットインパクト方式でしたが、現代ではレーザーやインクジェット方式が主流。
  • コピー機:紙の文書をそのまま複写する機器。1959年、ゼロックス社が世界初の普通紙コピー機を発売。
  • スキャナー:紙の文書や写真をデジタル化する機器。
  • FAX:電話回線を利用して文書を送受信する機器。

 

上記の機器を、それぞれ購入し管理しなければならず、スペースやコストもかかるといった問題がありました。

 

 

『複合機の登場(1990年代~)』

1990年代後半に、基板などIT関連技術が進んだことで複数の機能を1つにまとめた「複合機」が登場しました。

 

複合機の定義は、ここから始まります。

 

初期の複合機は、プリンター&コピーを中心とした簡易型で家庭用複合機として登場。低価格で個人や小規模の会社向けに人気がありました。

 

この初期の時代には、まだスピードや画質、耐久性には厳しく、大手などビジネス用途には向いていないところもありました。

 

 

『業務用複合機の登場(2000年代~)』

2000年代に入ると、オフィス用の複合機が続々登場しました。

 

高速・高解像度のレーザー方式、そしてプリント・コピー・スキャン・FAXが搭載、さらに多段トレイや自動原稿送りなど、業務効率化できる機能が統合されています。

 

この2000年代に、複合機は一気に普及して「企業」「自治体」「教育機関」などに組み込まれていきました。

 

ネットワーク対応もあり、パソコンから直接印刷したりスキャンデータなどを共有したりなど、デジタル化と連携ができるようにもました。

 

 

『クラウド連携やセキュリティ重視(2010年代~)』

2010年代は、インターネットとクラウドの利用が進み、複合機もその流れに対応していきました。

 

クラウドのストレージ、皆さんもご存じの(Google drive・Dropbox)などと連携し、スキャンデータを直接アップロード可能になりました。

 

スマホやタブレットからの無線プリントも当たり前になりました。

 

複合機にログイン機能や利用した履歴の記録を搭載し、セキュリティ面の強化も進行。業務用複合機は、出力装置から「情報の入力・共有・管理」までを行う機器へと進化しました。

 

 

『現代の複合機(2020年代~)』

現代の複合機は、下記のような点でさらに進化していきます。

 

  • AIや文字認識(OCR)の技術:スキャンした文書を自動で分類、そして検索可能。
  • クラウド経由:遠隔操作や印刷管理も可能(テレワーク対応)
  • 操作パネルのタッチとアプリ連携:直感的な操作性を実現
  • 省エネ設計や静音化、コンパクト化:SDGsの考え方により環境保全を意識

 

また、自動で文書の内容を読み取り、PDFファイルにタグをつけたりする機能や文書管理の「アシスタント」的な役割をしているものまで登場しています。

 

 

定義を理解すると働き方改革を支える複合機のこれからがみえてくる!

定義を理解すると働き方改革を支える複合機のこれからがみえてくる!

 

これからの複合機は、AI(人工知能)によってまさに新時代を迎えると考えられています。

 

完全ペーパーレス社会に向けた進化によるスキャンやクラウド共有機能の充実から、AI(人工知能)による「文書分類」「翻訳」「要約機能」の搭載。ドキュメントの知的処理が可能になります。

 

また、IoT連携による自動メンテナンスや消耗品管理から、自動でトナーを注文することができ業務の手間を軽減します。

 

他にも、セキュリティの高度化が進み、顔認証やICカード認証による本人確認、暗号化通信の強化なども技術進歩していくでしょう。

 

 

複合機の導入前に知っておきたい!定義に基づく5つのよい点と落とし穴とは?

複合機の導入前に知っておきたい!定義に基づく5つのよい点と落とし穴とは?

 

複合機には、オフィス業務を効率化する便利な機械ですが、導入には注意する点もあります。

 

ここでは、複合機の定義に基づいて導入前に知っておくべきメリットとデメリットについて紹介しています。

 

 

『定義に基づいたメリット』

ここでは、複合機の定義に基づくメリットについて、下記のとおりまとめました。

 

  • 業務効率化
  • コストを抑えれる
  • ネットワーク対応
  • セキュリティ面の強化

 

コピーやスキャン、プリント、FAXなどを1台に統合した電子機器というのが複合機の定義でした。

 

ひとまとめによりオフィスの職場環境が省スペース化されます。

 

つまり、複数の機能を1台にまとめているため「コピー機」「プリンター」「FAX」などを個別に置く必要がなくなり、スペースの有効活用ができるということ。「印刷」「スキャン」「FAX」などすべて1台で完結するため、作業がスムーズに進みやすくなります。

 

また、無駄な移動や作業の時短にもなります。

 

それだけでなく1台にまとめることで、「購入」「電力」「保守コスト」のコスト軽減が可能。印刷枚数の多いオフィスではランニングコストに大きな差が出るでしょう。

 

それにWi-Fi接続やクラウドの連携によって、どこからでも印刷やスキャンが可能になります。

 

現代で増えているテレワークやリモート環境にも対応できるようになりました。

 

そして新しい複合機には、ID認証印刷やアクセス制限などの高度なセキュリティ機能が搭載。情報漏洩の危険性が低減しました。

 

 

『定義に基づくデメリット』

次に、複合機の定義から挙げられるデメリットについてもみていきましょう。

 

  • 故障がすべてに影響する
  • 初期費用が高い
  • 操作が複雑なものもある
  • 使用頻度によっては合わない

 

1つの機械にすべての機能が入っているため、故障すると印刷やスキャンもできなくなるところはデメリットです。

 

代替の用意がないと業務が停止してしまいます。

 

それに、高機能の業務用複合機は導入コストが数十万となることもあるため注意が必要。保守契約やトナー代も含めるとトータルのコストを事前に検討する必要があります。

 

多機能なため、初めての方には操作が難しいと感じるかもしれません。

 

機器の操作マニュアルや社内の説明会など使いこなせるまではサポートが必須です。

 

また機能が多くても、実際には印刷のみしか利用していないなど、自社の業務内容にあった機種を選ぶことが重要。

 

複合機はとても便利ですが、導入するには目的をはっきりさせることや費用などの事前準備をしなければなりません。

 

定義を理解したうえで「コスト」「使いやすさ」「安全性」「業務内容にあっているか」など色々な方向から検討し、メリットを最大限活用できる使い方を目指しましょう。

 

 

複合機の選び方とは?5つのポイントで解説!

複合機の選び方とは?7つのポイントで解説!

 

複合機の定義については、コピーや印刷など複数の機能をひとまとめにしたということで理解できたのではないでしょうか。

 

ここでは、複合機の選び方について解説しています。

 

詳しくみていきましょう。

 

【関連記事】

複合機の賢い選び方について解説!残存価額を見極めよう!

 

業務用複合機と家庭用の違いは?選び方などについて徹底解説!

 

 

『利用の目的や業務量をはっきりさせる』

何のために複合機を利用するのか、どのくらい利用するのかをはっきりさせましょう。

 

例えば、毎日大量に印刷する場合は高速で大容量タイプ。スキャンやPDFがメインならスキャン精度やOCR機能は必須です。

 

小規模オフィスや家庭向けには、コンパクトタイプがおすすめです。

 

 

『必要な機能』

下記のように、自社で本当に必要な機能をリストアップしましょう。

 

  • 印刷(自動)
  • スキャン
  • メール
  • クラウド
  • FAX送受信
  • ID認証・セキュリティ機能
  • 無線LAN(Wi-Fi)対応 など

 

複合機導入前の必要な機能の社内検討は必要です。

 

 

『印刷方式』

複合機によって印刷方法が違うため、下記の方式で選ぶこともおすすめです。

 

  • レーザー方式:印刷速度が速く、大量印刷向け。トナー式でコストも安定。
  • インクジェット方式:写真やカラーがきれいで、コンパクトが多い。

 

オフィス向けはレーザー方式、在宅ワークの個人や家庭向けはインクジェット式が一般的です。

 

 

『設置スペースに合ったサイズ確認』

オフィスや個人・家庭で「設置する場所」に合ったサイズかどうかは大切です。

 

業務用になると想像しているよりも大きかったり重かったりすることがあるので、事前にサイズ確認と搬入を確認しましょう。

 

 

『保守サポートも忘れないように』

複合機の修理対応が早いか、トラブルの時の相談窓口があるかは確認しておきましょう。

 

保守サポート契約内容と費用の確認も必要です。

 

 

さいごに|複合機の定義を知っておこう!

さいごに|複合機の定義を知っておこう!

 

今回は、複合機の定義や機能について解説してきました。

 

複合機選びは、会社の売上や進捗に影響するため、慎重に決めなければなりません。

 

複合機の定義は、多数の機能を1つにまとめた機械。コピーやスキャン、プリント、FAXなど色々な機能が多数搭載されています。

 

誕生から現代の進化を知っていただけたかと思います。

 

これから複合機を購入される方や検討されている方、ぜひ会社に合った複合機をお選びください。

 

 

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業界歴10年以上の生粋の複合機営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格で複合機を全国にリース販売しています。

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