複合機の保守サービス契約とは?土日対応してくれるの?
業務用フルオプションA3カラー複合機を月額6,900円で、リース・販売している株式会社じむやの堀田です。
本記事では、複合機の保守メンテナンスについて解説しています。お使いの複合機にトラブルがあれば、業務も滞り困ってしまいます。
そんなときには、保守メンテナンスに頼ることを検討してみてはいかがでしょうか。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
複合機の保守メンテナンスは何時まで対応可能?土日の対応について
今回は保守メンテナンスのお話になります。
基本的には、土日を除く平日の9時~17時までのオンコールであったら即日の対応が可能。それを過ぎてしまうと翌営業日になってしまいます。
しかし、メーカーや地域によっては17時以内に電話しても翌日対応になることもあります。
OKiデータなんかは都心でも翌日対応が基本。ただ、これは複合機に貼り付けられているコールセンターに電話した時の対応なので、もしサービスマンと仲良くなってたら携帯に電話するればおまけで来てくれることもあります。
複合機の保守メンテナンスは土日の休日に対応してないの?
業務用複合機メーカーは様々な要望に対応する為に色々な意見と取り入れております。その中の一つに休日・祝日メンテというのもあります。
このサービスは別途の有料オプションになってしまい、土曜か日曜のどちらかで3000円、両方で6000円と割と高額なオプションなんです。
弊社の場合だったら、あと1000円出して頂ければもう一台同じA3カラー複合機を入れる事ができるので、全くもって費用対効果が悪いんです。
ただ、メーカーによっては土曜日対応も可能というメーカーはあります。東芝とシャープは昔から土曜日メンテナンスが可能です。
使い方を間違って複合機を故障させたら保守メンテナンスはしてくれるの?
基本的に、1回は無料で修理をします。そのときの注意点として「今後はやめてください」や「お気を付けください」と言われます。
それでも2回・3回と繰り返すと無料での保守を断られることもあります。
例えば、100円均一で買える様なクリアファイルを印刷しようとしたり、300m/g2以上の厚紙を印刷しようとすると上手くトナーが定着しなかったり、ドラムに傷がつくことがあります。
また、故意や過失のある不適切な使用方法である場合やオーバーホールなどの大規模な修理、自然災害は対応してもらえない場合があるので注意が必要です。
通常の経年劣化であったら、まず有料になることはないので安心してください。
複合機の保守メンテナンス時によくあるトラブル!
複合機を利用していて発生する代表的なトラブルや、土日に発生しても自社で解決できる対処法を下記に紹介していきます。
- 斜めに印刷される
- 汚れやかすれ
- 紙詰まり
- エラー発生
土日のような休日で発生すると対応に困る内容として、大まかによくある事例を4つ挙げました。
いずれも緊急的な対応であり、根本の解決のためには専門のスタッフに対応してもらうことが1番の解決策です。
例えば、紙詰まりの根本的な原因がローラーの摩耗であれば、部品交換は素人では難しいでしょう。
そのため、その場しのぎでの応急的な対応はできても、後々に大きな問題に繋がる可能性があるため、専門のスタッフに前もって相談しておくことをおすすめします。
掃除をする場合、部品を傷つけてしまわないように注意が必要です。使用してはいけない薬品などももちろんありますので、自身で作業される際は取扱説明書を読んで、十分に注意して作業してください。
また、複合機が不調のまま使い続けることは故障の原因になる場合があります。無理のない範囲でメンテナンスし、必要に応じて専門のスタッフに相談することを心掛けなければなりません。
それでは、詳しくみていきましょう。
『印刷物が斜めになって出てくる』
内部の部品や給紙トレイガイドが歪んでいるなどの原因で起こります。
ガイドに沿って用紙を合わせ、しっかりと給紙されているかを目視で確認し、修正することが必要です。
『印刷物の汚れ・かすれ』
感光体やローラーなどの内部部品に汚れが蓄積することが主な原因です。
汚れを除去することで改善します。
『紙詰まり』
ローラーの摩耗、用紙が湿気を含んでいる、紙粉が蓄積しているなどが原因です。
ディスプレイパネルに紙詰まりの箇所と解消の手順が表示されるので、手順通りに進めていけば解消されます。
『エラーによる動作不良』
内部処理のエラーが原因で、動作が止まってしまうなどの状態です。
ディスプレイパネルにエラーメッセージが出ますので、取り扱い説明書を読んで対応します。
複合機における保守メンテナンスの注意点は?
困ったときに対応してもらえる保守メンテナンスですが、適用範囲外ももちろんありますので注意が必要です。
ここでは、保守メンテナンスの適用範囲外になる事例や注意事項を紹介していきます。ただし、契約の内容により例外もあり異なることもあるため注意しましょう。
保守メンテナンスを希望する際には、ご自身の契約内容をしっかりとご確認のうえ、利用することを心掛けてください。
『保守の適用範囲外』
保守メンテナンスでは、下記に該当する作業は含まれてはいません。
- 対応時間外の保守メンテナンス
- 故意、過失、不適切な使用方法による故障
- 自然災害による故障
- オーバーホールなどの大規模修理
- 本体または消耗品・定期交換部品の規定された寿命を超えた使用による故障
- インクカートリッジ・トナーカートリッジ交換、用紙交換
- 他の機器への接続
自社で取り組まなければならないこともありますので、注意しましょう。
『注意するべきポイント』
保守メンテナンスでは、一部対応していない地域もあります。
契約前にお使いの環境を確認しておく必要がありますので、注意事項を下記にまとめました。
- 土日修理は一部対応していない地域がある
- 出張または持込保守契約では対応していない製品がある
- 定期交換部品代は含まれていない
- 定期点検のみの加入はできない
- 一括前払いの保守契約もある
- 離島や山間部では別途移動費が必要な場合がある
- 引き取りでの修理の場合は日数が長期に渡る場合もある
これらに注意して、保守契約の内容をしっかりと確認しましょう。
さいごに|複合機の保守メンテナンスは例外的に土日は可能!
今回は、保守メンテナンスについて、土日の対応と注意点を紹介しました。
土日の保守メンテナンスは必ずしも対応外ではありませんので、内容をしっかりと見て契約していくことをおすすめします。
また補足としてトラブル事例とご自身でできる解決方法も記載してきましたが、根本の問題を無理にご自身で解決しようとせず、専門のスタッフに相談するという点をご注意いただきたいです。
細かな部品を破損させてしまってはさらに大ごとになってしまう場合もありますので、ご自身で取り組むことは応急的な処置まででとどめておいてください。
予期せぬトラブルを防ぐためにも、定期的な契約の見直し・オプションの利用を検討されてみてはいかがでしょうか。
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