私文書偽造を許すな!複合機業界の闇!【勝手に代筆は当たり前】
目次
複合機の書類チェックは厳しい
業務用フルオプションA3カラー複合機を月額6,900円でリース・販売している株式会社じむやの堀田です。
複合機の書類チェックが厳しいならOA機器業界はしっかりしているんだね!と思われる方がいるかもしれませんが実際はその逆です。
確かに厳しいという事はしっかりしている事に間違いはありません。
僕の会社も「書類=お金」と考えてますので不備があれば何回もお客様先へ伺います。
しかし、書類チェックが厳しすぎる会社はミスした従業員にも厳しくあたります。
要するに営業マン用語で「詰める」ですね。
前にもブログで書きましたが、OA機器業界は根性営業が基本ですので「お客様の為に!」と最初の頃は思っていても、最終的には自分の損得が優先になる業界です。
僕の知っている会社の中には3回の書類の取り直しが発生した社員には、1時間単位の激詰めする会社も存在します。
その為、代理店の従業員は自分で書類を改ざんし、勝手に代筆している事が多々あります。
私文書偽装が日常茶飯事の会社は数多く存在する
上記の様な社風の会社の社員は、怒られたくないが為に不正をします。
それがどれだけ大罪かも麻痺しているので罪悪感も存在していません。
私が知っている限り以下の様な事例が実際に発生しております。
1・社員デスクの中に印鑑が20個以上あった。
複合機関連の書類は書く量がかなり多いです。
複合機の入れ替えを行う場合には、住所や氏名等を4回程記入しなければいけません。
そうするとお客様もめんどくさがって書類を書いてくれないので、 その度に印鑑を作って代筆代印を行った会社があると聞かされております。
2・試し印をした紙を処分せずに私文書偽造
これはリース会社から聞いた話なのですが、某代理店が試し印と称して白紙の紙に印鑑を押させ、 それをクリアファイルに印刷して書類の申込書を作ったというお話です。
業務用複合機は非常に優秀なのでクリアファイルぐらいの厚さなら印刷が可能です。
クリアファイルは文字通り透明なので、印鑑部分を切り取ればお手軽な印鑑が出来てしまうのです。
1の場合は個人の実印なので審査会社にはどれが実印か把握できないので別の印鑑を作ればいいだけですが、このケースは法人の印鑑を盗むのでよりタチが悪いです。
3・暴力団と共謀して偽の屋号を作って書類に書いた
基本的に警察は暴力団関係との契約を注意深く監視しています。
その為、この様に発見出来ましたが、普通の会社だと中々発見できません。
何故この様な事をするのかというと会社が審査ブラックの場合、会社経由だと全ての審査が通らないので、偽の屋号(自営)を作って審査を通そうとするのです。
これは【法人が会社情報の審査】【屋号は個人情報の審査】で審査基準が違う事からこの様な事をする代理店も存在します。
また、法人の場合は登記簿謄本という揺るぎない確実な証明書がありますが、屋号の場合の証明書は開業届出書等の効力が薄い物しかありませんので、悪用されやすいのです。
ついこの間もシャープ複合機代理店がソフトバンク携帯の商材でこれをやって暴力団団員が逮捕、代理店社員が執行猶予付きになりました。
尚 代理店自身は力が強いのでおとがめはなく、ニュースにもなっておりません。
この会社は支店が何社もある大きい代理店なので、大手だからしっかりしていると言い切れないのが現状です。
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