画質の良い複合機メーカーはどこ?おすすめのメーカーを比較し特徴も解説!
複合機を導入したい、古くなってきたから入れ替えたいと考えている企業担当の方は必見です。
複合機を取り扱っているメーカーはたくさんあるため、どの複合機にしたらよいのか迷っていることでしょう。
「画質のいい複合機はどれだろう?」
「メーカーがたくさんあって、何が違うのか分からない」
「画質は落としたくないけど、できるだけコストはおさえたい」
など、さまざまな疑問や考えていることもあるのではないでしょうか。
本記事では、画質や特徴などについておすすめのメーカーを比較し解説しています。
この記事を読めば、用途や希望に合った複合機をきっと見つけることができるでしょう。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
複合機の画質を比較してメリットとデメリットを考察!
複合機とは、プリンター・コピー・スキャナー・FAXのいずれかのうち2つ以上の機能を内蔵している事務機器のことです。
そのため、もともと別々だった機器を1台に統合できるところは大きなメリットといえるでしょう。
また1台にすることで、オフィス内に配置するスペースも最小限にすることが可能。画質も機種によって違い、比較しながらオフィスに合った複合機を選ばなければなりません。
複合機におけるメーカーごとの画質比較についての詳細は後述します。
そして現在の複合機は、さまざまなアプリケーションと連携できるものもあります。
ペーパーレス化だけではなくモバイルワークなども可能となり、業務の効率化にも繋がるのは魅力です。
デメリットとしては、耐用年数が概ね5年と定められていることでしょうか。
機器はどれも古くなればそれなりに寿命はくるものですが、5年はやや短いと感じる方もいることでしょう。
複合機の使用用途としては、単純にコピーするだけでなく製本ができたりはがきやマグネットシートへの印刷もできることです。
どのような機能が必要なのか、使用用途に合ったものを選ぶようにしましょう。
複合機を画質で選ぶならどのメーカーがおすすめ?比較して考察!
モノクロ印刷であれば大きな差はないでしょうが、カラー印刷となると気になるのはやはり画質ですよね。
複合機を検討するときに、画質を重視する人もいることでしょう。
画質も大事ですが、機能や耐久性についても気になるところです。
画質のよさを中心に、機能や耐久性なども含めてメーカーごとに解説します。
下記に画質の良い複合機で、おすすめのメーカー6つを紹介します。
- 富士フイルムビジネスイノベーション(FUJIFILM)
- コニカミノルタ(KONICAMINOLTA)
- キヤノン(Canon)
- リコー(RICOH)
- シャープ(SHARP)
- 京セラ(KYOCERA)
それぞれの複合機メーカーの特徴から画質を比較しながら、詳しくみていきましょう。
1位『富士フイルムビジネスイノベーション(FUJIFILM)』
富士フィルムビジネスイノベーションの複合機は、画質の高さにおいて業界でもトップクラスを誇ります。
複合機では再現が難しいとされているブルー系の色も、きれいに印刷する能力を持っています。
色彩の表現力がとても高いため、原版のクオリティーも下げることなく再現できるのが最大の魅力です。
また、耐久性も高いため長期間で利用できるのも特徴のひとつといえます。
他社と比較しても耐久性に優れていることから、温度や湿度が不安定なコンビニなどにも設置されているとのこと。本体価格やカウンター料金の設定が高めになっているため、ランニングコストも上がってしまうのはデメリットといえるかもしれません。
2位『コニカミノルタ(KONICAMINOLTA)』
コニカミノルタの複合機も、画質のよさはトップクラスの富士フィルムと比較されるほどの美しさを誇ります。
発色や細かい文字の再現率が非常に高く、特殊用紙への印刷もきれいにできます。
コニカミノルタの特徴は、デザイン性が高い外観ですね。
白と黒を貴重としたスタイリッシュでおしゃれな外観から、グッドデザイン賞も受賞しています。
タッチパネルの感度もよく、操作も難しくありません。
MacOSに欠かせないPS3が標準搭載されているので、Macからの出力も可能です。
会社で使用しているパソコンがMacという場合や、Macを利用し印刷をしたい場合などはコニカミノルタがおすすめです。
デメリットとしては、価格やカウンター料金の設定がやや高め・メンテナンスの拠点数が少ないため、トラブルが起きたときの対応が他社と比較すると時間を要する点があげられます。
3位『キヤノン(Canon)』
キャノンといえば、カメラが思い浮かべる方もいるでしょう。
カメラメーカーとして創業しただけあって、キャノンの複合機も画質は優れています。
その他にも、耐久性や操作性など全体的な機能と性能のバランスがいいので安心できますよね。
また、印刷のスピードも速いことはメリットのひとつといえるでしょう。
高速出力に対応しているだけでなく「両面同時読み取りADF機能」も備わっているため、スキャンもスムーズに行えます。
「人感センサー」が機種によっては備わっているものもあるため、起動するまでの時間を短縮できます。
印刷スピードが速いことや多機能なことで、作業効率をアップできるのはありがたいですね。
キャノンの複合機の特徴として、セキュリティ対策機能が搭載されていることもあげられます。
印刷データを暗号化して複合機に送信したり、ICカードやパスワードを使用し個人認証管理ができるようになっています。
全体的に能力としては高いですが、価格も他社と比較しても高めです。
耐久性やメンテナンスの能力も高いため、長期的に使用することを考えるとコストパフォーマンスとしては悪くないのではないでしょうか。
4位『リコー(RICOH)』
価格が高いという声もありますが、官公庁や金融機関へ導入しているだけあってサポート体制は安定しています。
リコーは、複合機やコピー業界で国内シェアTOP3として挙げられるメーカーのひとつとして地位を確立しています。
印刷品質も申し分なく、とてもクリアな仕上がりが評判となっています。
昨今ではオイルレスカラーのトナーが利用されており、色の表現領域もとても広くなっています。
写真のプリントも美しい仕上がりで、図面など細かい線もしっかりと表現してくれます。
また、紙詰まりなどのトラブルも少ないため、ストレスなく利用できるのもメリットのひとつ。ICカード認証やパスワードとIDで制限をかけることもでき、セキュリティ機能が充実していることもポイントです。
さらに、2色印刷がモノクロ印刷と同じカウンター料金で利用できることもリコーならではの利点といえるでしょう。
消費電力の節約機能やトナーセーブ機能などもあり、使用の工夫によって電気代やコストダウンも期待できます。
5位『京セラ(KYOCERA)』
京セラは、耐久性に優れた機能も多いため長期的に利用できるでしょう。
もともとセラミックや光学機器を使用してきた歴史をもっているため、独自の硬度の高い素材を使用することで耐久性の高いドラム技術をもっているのです。
画質は他社と比較するとやや劣るため、細かい線や文字の表現技術が繊細とはいえません。
しかし、画質は標準的であり画質の調整もワンタッチでできるのは魅力ではないでしょうか。
印刷に必要な現像剤も、京セラでは常に新しい状態に保つようなシステムになっています。
印刷スピードが速いのも、京セラの魅力のひとつですね。
全体的な機能の割に、ランニングコストがあまりかからないのも最大のメリットでしょう。
2色コピー機能では、カラーコピーのコストを削減できます。
画質は標準でコスパを重視したい方には、京セラがおすすめです。
6位『シャープ(SHARP)』
シャープといえば、家電メーカーとしても大手のメーカーです。
他社と比較すると本体価格が安く設定されているため、初期費用を抑えたい方におすすめです。
画質や色彩に関しては、他社の製品と比較するとやや劣る部分があります。
とくに、写真の印刷になると違いが分かりやすいです。
しかし、決して画質が悪いというわけではないので安心してください。
タッチパネルの操作性は抜群によく、起動までの時間も10秒前後と早いのが特徴です。
コンビニエンスストアにも採用されており、耐久性についても問題ないといえるでしょう。
コンパクトですっきりとしたデザイン性も、評価されています。
デメリットとしては、大量印刷すると紙詰まりしやすいという点でしょうか。
大量印刷することが少ない個人事業であれば、とくに問題なく使用できるでしょう。
標準的な画質でよければ、価格や機能的にも全体のバランスがいいのはシャープがおすすめです。
失敗したくない!画質のよい複合機選びの比較ポイントとは?
複合機は数年にわたって使用するものなので、機種選びに失敗したくありませんよね?
しかし、いろいろなメーカーや種類があって迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
ここでは、複合機選びで、失敗しないためのポイントについて解説します。
複合機選びの比較ポイントは、下記のとおりです。
- 利用状況やニーズに合わせる
- 画質と機能を知る
- 相場やコスト面を把握
- 信頼できる業者選び
それぞれについて、詳しく解説していきましょう。
『利用状況やニーズに合わせる』
まずは、どのような利用の仕方をしているのかを把握することが大切です。
複合機を選ぶための基準になるでしょう。
「毎月、どれくらいの枚数を印刷している?」
「よく使用する機能はどれ?」
「カラー印刷が多い?モノクロコピーが多い?」
「プレゼンなどの資料作りをすることが多い?」
「スキャナーを使用しPDFでメールを送っている?」
「よく使用する用紙のサイズは?」
自分の利用状況を把握できれば、必然的に求めるニーズについても見えてきます。
自分が一番求めるニーズに応えてくれる複合機を選ぶことが、ストレスなく使用でき業務効率にも繋がります。
どこまでの機能を必要とするか、選ぶときの基準として「印刷速度」を確認してみるのも1つの方法といえるでしょう。
印刷速度とは、1分間に何枚を印刷できるか?ということです。
A4サイズが基準で、印刷速度が近いほど現在使用している複合機と性能が近いということになります。
現在使用しているものより良いものがいいか、同等のもので十分なのか、判断基準の1つになるでしょう。
『画質と機能を知る』
複合機を検討するとき、画質や機能は欠かせない条件の方も多いのではないでしょうか。
メーカーによって、画質や機能の特徴は違います。
利用状況に合わせて、必要な機能や画質の高さを考えてみましょう。
どんなに機能がよくても、画質が劣ってしまうと困ります。
機能は、自分が必要な機能があれば十分でしょう。
必要な機能・外せない機能が何かを考えておくことが、ポイントになります。
画質に関しては、高画質でも得意としている発色や特徴もあるので比較してみましょう。
『相場やコスト面を把握』
近年、複合機も画質の品質もよくなり、技術的にも進化しています。
現在の複合機に、どんな機能があって相場がいくらなのかを知ることは大切です。
求める機能とコストのバランスが合っているものを探すために、いろいろなメーカーを比較しながら把握するとよいでしょう。
最終的にいくつかのメーカーに絞り、導入コストやランニングコスト・全体的な機能について詳しく調べます。
ホームページでは全ての料金が表示されていない場合もあるため、メールや電話で問い合わせが必要となることもあるようです。
『信頼できる業者選び』
複合機やコピー機を導入すると、数年は依頼した業者とも付き合っていくことになります。
最も重要なのは、どこの業者に問い合わせをするか?ということです。
依頼する業者については、ある意味複合機を決める以上に慎重にならなければならないといっても過言ではないかもしれません。
「機械のメンテナンスはどこが行うのか?」
「アフターフォローの体制はしっかりしているか?」
後々のトラブルにならないよう、きちんと信頼できる業者を選ぶことが大切ですね。
画質のよい複合機を扱うおすすめの業者は?
複合機の導入をしたいけど、どこの業者に依頼したらよいのか迷っている企業担当の方もいるのではないでしょうか。
前述したように、業者選びはとても重要といえます。
機種選びに失敗すると、画質が悪くオフィス内で行う業務の効率低下を招きかねません。
そこで、信頼できる業者へ依頼したいと思うことでしょう。
業者選びに悩んでいる方は、ぜひ弊社、株式会社じむやまでお問い合わせください。
弊社、株式会社じむやはOA機器販売事業で、複合機やセキュリティー機器のリースを行っています。
さまざまなメーカーの複合機を幅広く取り扱っているので、自分のニーズに合った複合機を見つけることができるでしょう。
本社は名古屋ですが、全国に協力会社があるため対応エリアの心配はありません。
メンテナンスにおいても、全国各地にメーカーの拠点があるためメンテナンスマンが直接対応も可能。完全反響営業でWebサイトからの問い合わせや、既存のユーザーからの紹介で運営しています。
WebサイトやSEO対策・サイトの作成まで自社完結で行い、わずかな人数で経営することで徹底したコストカットを実践しています。
価格・メンテナンス・人間性など、すべてにおいて自信を持ってサービスを提供します。
さいごに|複合機の画質を比較して機種選びをしよう!
今回は、画質のいい複合機について各メーカーごとに特徴を含め解説してきました。
複合機を取り扱うメーカーはさまざまあります。
最後に画質のよい複合機で、おすすめのメーカーを下記にまとめました。
- 富士フイルムビジネスイノベーション(FUJIFILM)
- コニカミノルタ(KONICAMINOLTA)
- キヤノン(Canon)
- リコー(RICOH)
- シャープ(SHARP)
画質だけでなく、操作性や機能やセキュリティーなど特徴があります。
それぞれの特徴を考え、自分のニーズに合ったものを選びたいでしょう。
複合機を選ぶときに、失敗しないためのポイントについても解説してきましたが、利用状況やニーズに合わせたり画質と機能を知ることは重要。また、相場やコスト面を把握して、信頼できる業者選びをすることも大切です。
本記事が求める画質とニーズに合った複合機がどれか、選ぶときの参考になれば幸いです。
無料の予約システム「タダリザーブ」
最新記事 by 堀田直義 (全て見る)
- 複合機の月間印刷枚数の目安は?プロが業種毎に相場枚数をご紹介! - 2024年11月19日
- 複合機の原稿カバーの清掃は必要?手順と掃除の注意点について解説! - 2024年11月18日
- 複合機がオフラインとなる4つの原因とは?印刷の対処法も解説! - 2024年11月14日
- 複合機は保守契約なしにする事は出来る?おすすめはしないが可能 - 2024年11月13日
- 複合機を現金購入で買うと保守が出来ない?リース保証とカウンター保守の違いをご紹介! - 2024年11月11日