複合機のスキャンはカウンター料金が発生する?印刷しなければ0円!
業務用フルオプションA3カラー複合機を月額6,900円で、リース・販売している株式会社じむやの堀田です。
複合機のスキャンでカウンター料金が発生するのか、気になる方もいるのではないでしょうか。
本記事では、複合機のFAXやスキャンをする際のカウンター料金の取り扱いについて解説しています。
結論から言うと、印刷しなければ0円です。
それではぜひ、最後までご覧ください。
目次
複合機のFAXやスキャンはカウンター料金がかかる?
結論から書きましょう。カウンター料金はかかりません。
しかし、複合機で印刷した場合にはカウンター料金がかかりますので、注意が必要です。
まずは、複合機におけるカウンター料金について、詳しくみていきましょう。
『複合機におけるカウンター料金とは?』
カウンター料金とは、コピー機や複合機のサポート契約によって発生する金額のこと。この料金は、印刷枚数に応じて追加されるシステムであり、モノクロ印刷とカラー印刷で異なる料金が適用されます。
ちなみにモノクロ印刷は1枚あたり1円、カラー印刷は1枚あたり10円が一般的な相場です。
カウンター料金には、メンテナンスやトナー代なども含まれているため、基本料金が設定されています。
そのため、印刷枚数が0枚であっても、基本料金は支払わなければなりません。
複合機のカウンター料金について、相場の詳細が知りたい方は、こちらの記事をご確認ください。
『印刷しなければカウンター料金は無料(0円)』
業務用複合機の導入を検討し始めた方が、最初の方に聞く言葉としてカウンター料金というものがあります。
このカウンター料金を「一枚事の使用料」という認識の方は多いと思います。
しかし、厳密に言えば、カウンター料金は「一枚印刷した時に発生する使用料」というのが正しいです。
ですので、トナーを使わなければカウンター料金が発生する事はありません。
スキャンに関しては一切トナーを使うことがありませんし、FAXに関しては設定で送受信共にペーパーレスにすることも可能なのです。
逆に言ってしまえば、0.1mmのトナーを使用して印刷しただけでも、一枚カウントとなります。
コンビニエンスストアの複合機におけるスキャン料金は?主要企業の相場について解説!
主要コンビニエンスストアでは、店舗に設置されている複合機でスキャンを行うと料金が発生します。
サービスとして複合機を利用する状況であるため、この点は避けられません。
対価として支払うという考え方で利用しましょう。
主要なコンビニエンスストアに設置されているスキャン料金について、下記にまとめました。
- セブンイレブン: 1枚あたり30円
- ローソン: 全サイズに関わらず、1面あたり30円
- ファミリーマート: 1枚あたり30円
- ミニストップ: 1枚あたり30円
- デイリーヤマザキ: フルカラーで全サイズに関わらず、1枚あたり30円
- セイコーマート: 1枚あたり30円
会社内で使用する複合機と比較してもコストがかかりすぎる点は懸念されますが、場所や時間に捉われず必要なときにいつでも利用できるというところは大きなメリットといえます。
業務用複合機のFAXやスキャンはカウンター料金が0円!コスパがよい理由を解説!
先ほどのトナーを使わなければ、カウンター料金は発生しないということが分かったと思います。
それを踏まえて考えていただきたいことがあります。
業務用の複合機は、いわば「業務用コピー機」「業務用プリンター」「業務用FAX」「業務用スキャナー」という4つの機能の集合体です。
そのうち、「業務用FAX」「業務用スキャナー」に関してはカウンター料金が発生しません。
そうすると、カウンター料金が保守料となり、最低でも7年間は無償で修理メンテナンスができるため、機能単体で見た場合非常にコストパフォーマンスが高いということが分かるでしょうか?
今は大量にコピーやプリントを使う機会というのが、昔に比べて減りました。
その代わりに、PCでデータを保存することが多くなり、スキャン機能の需要が非常に高まっているのです。
昔は、スキャナーをオプションで付けるか付けないか選択できましたが、今はFAXがオプションとなっています。
複合機はお金を生みませんが、効率は生みますので、印刷頻度が少ない企業様でも十分に導入する価値のある商品なのです。
複合機のカウンター料金は節約すべき?スキャンを活用したペーパーレスが便利!
複合機のカウンター料金を節約するには、スキャン機能を活用することが有効といえます。
データが紙ベースで確認や保管の必要がない場合は、スキャンしてパソコンに保存することで印刷用のコピー用紙が不要になり、カウンター料金も発生しません。
これにより、印刷費の節約ができます。
また、保存したデータをFAXで送信したい場合は、インターネットFAXにて対応可能。この方法を使えば、カウンター料金を支払うことなくFAX送信が可能で、コスト削減にも繋がるでしょう。
ちなみに、スキャンを活用したペーパーレスについてのメリットとしては、下記の3つが挙げられます。
- 地球環境への負担軽減
- コスト削減
- 効率的なデータ管理
それでは、詳しくみていきましょう。
『地球環境への負担軽減』
ペーパーレスの仕組みを採用することで、紙の使用量を減らすことができます。
もともと紙の生産には木材や水、エネルギーが必要であり、廃棄物としても大量のゴミが発生します。
複合機などのOA機器の使い方によってペーパーレスな環境を構築すれば、森林保護やエネルギー節約に繋がり、環境への負荷を軽減することができるでしょう。
『コスト削減』
複合機でスキャンするなどしてペーパーレスで業務を行うことにより、印刷や郵送などに関連するコストを削減できます。
用紙やインクの購入費用、印刷物の保管や配布にかかる費用が削減されるだけでなく、スキャンデータをメール転送すれば郵送費や手数料も削減することができます。
『効率的なデータ管理』
複合機におけるデジタルデータの保存や管理は、紙の文書よりも迅速かつ効率的です。
スキャン機能を上手く活用することでデジタルデータを整理できるだけでなく、検索や共有も簡単になるため、情報の利用性とアクセス性が向上します。
また、データのバックアップやセキュリティ対策も行いやすくなります。
さいごに|複合機のFAXやスキャンのカウンター料金はかからない!
今回は、複合機におけるFAXやスキャンの際にかかるカウンター料金について解説してきました。
結果的に、複合機で印刷しなければカウンター料金がかかることはありません。
そもそもカウンター料金が保守料となり、補償期間は無料でメンテナンスが受けられるためコストパフォーマンスが上がります。
複合機を導入することで業務上の効率が格段に向上するため、生産性を気にする企業にとっては何よりも魅力的に感じることでしょう。
この機会にぜひ、複合機の導入を検討されてみてはいかがでしょうか。
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