複合機の基本料金とは?【カウンター料金分の請求じゃないの?】
業務用フルオプションA3カラー複合機を月額6,900円でリース・販売している株式会社じむやの堀田です。
今回は複合機ににおける基本料金(カウント最低料金)について書きたいと思います。
目次
複合機の基本料金(カウンター最低料金)とは?
通常カウンター料金とは使用枚数事に加算していき、 一定期間事に代金を請求するサービス「カウント料金×使用枚数=請求金額」となりますが、基本料金(最低料金)とは「毎月この金額分は最低頂きます」という料金になります。
月間の使用量が数十枚と少ない場合でも、定期点検が発生する場合があります。
保守サービスを滞りなく実施するための最低限必要な経費の一部を基本料金としてお客様にご負担いただきます。
引用元:MG料金の仕組み
例えば、基本料金が月に1000円で設定されている場合で、簡単に説明すると下記の様になります。
【カウント料金×枚数】が月に1000円超えた場合は関係ない料金になります。
基本料金の請求の例
本コラムでは、以降に出てくる計算式は全て、基本料金は1000円、モノクロカウンター料金2円と仮定して計算してみます。
例1 基本料金がカウンター料金の合算よりも高い場合
最低料金が1000円の為、請求額は1000円
上記の場合は、使用したカウンター料金よりも基本料金の方が高い為、基本料金のみの請求となります。
もちろんこれが一枚当たりのカウンター単価が高ければ、1000円を超える可能性があります。
例2 基本料金がカウンター料金の合算よりも低い場合
最低料金が1000円ですが、それを超えている為、請求額は1200円
このケースは例1と逆の状態で、使用したカウンター料金の方が高い状態です。
この場合は、通常のカウンター料金の合算分のみ請求されます。
請求料金はカウンター料金 or 基本料金のどっちか
よく勘違いされるのが、【リース料+カウンター料金+基本料金】と認識され、全て別個で請求されると思ってらっしゃる方がおりますが、あくまで毎月使用するカウンターが設定金額に満たない場合に頂く費用になりますので、【リース料金+カウンター料金 or 基本料金】となります。
これはカウンター料金の中に「無料出張メンテナンス費」「部品代」「トナー費用」等が含まれており、極端に使用枚数が少ないとメーカーは赤字になってしまうので、こういった月額の最低料金を設定しております。
ちなみにカウンターかキット(トナー購入方式)を選べるメーカーもございます。
基本料金は1ヶ月 又は 3ヶ月サイクルで設定される
基本料金は毎月事と認識されている企業様も多いですが、実は印刷枚数が少なければ3ヶ月サイクルで検針する事も可能です。
この場合、大抵1枚あたりのカウンター単価が上がります。
私の感覚からすると、大体1.5倍程の単価になれば3ヶ月サイクルに出来るメーカーがあります。
3か月サイクルになれば、毎月の請求が基本料金に満たなくとも、3か月あればクリアできるという企業様にお得です。
先ほどの「基本料金の請求の例」の「例1」を参考に計算してみましょう。
モノクロカウンター【3円】×月の使用枚数【200枚】=月の使用金額【600円】の場合
1ヶ月サイクル:600円の為、請求額は基本料金の1000円
3ヶ月サイクル:1800円の為、請求額はカウンター料金合算の1800円
基本料金を下げる事も可能
基本料金自体を下げる事も可能です。
先ほどの検針サイクルとで同じ考え方で、カウンター料金の単価を上げれば基本料金が下がるメーカーもあります。
大体月々500円ぐらいまで落とせると思います。
ただ、検針サイクルを変更した方が、ひと月だけイレギュラーで多く印刷してしまった時に、基本料金の基準値まで一気に上がりますので、おすすめは検針サイクルの変更です。
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