複合機6,900円以下

【複合機用】耐水紙とは?ラミネートが不要な理由など解説!

複合機で印刷後、ラミネート加工する手間を省くことのできる耐水紙が注目されています。

 

本記事では、ラミネート不要で複合機印刷できる耐水紙の特徴やメリットなどについて解説しています。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

ラミネート不要で複合機印刷できる耐水紙について解説!

ラミネート不要で複合機印刷できる耐水紙について解説!

 

複合機で印刷後、ラミネート加工する手間を省くことのできるという耐水紙は、どういった特徴のある用紙なのでしょうか。

 

ここでは、ラミネート不要な耐水紙の特徴や使用するメリットなどについて解説しています。

 

それでは、詳しくみていきましょう。

 

 

『耐水紙とは』

耐水紙とは、「水をはじく」「しみこみにくい」「水に濡れても破れにくい」などの特徴を持った用紙のこと

 

一般的には、液体の浸透に耐えるように加工された紙でありパラフィン,ワックスなどを紙にしませたり,ポリエチレンフィルムやアルミニウム箔などを紙に貼付するなどの方法がとられています。

 

そもそも耐水の「耐」という字は、「抵抗する力を持つ」「持ちこたえる」の意味。そして耐水とは、「水がしみ通らないこと」「水による変質や破損がないこと」という意味を指します。

 

つまり、水に抵抗する力を持っている紙が耐水紙です。

 

水に強いことから、耐水紙用は雨風にさらされるポスター、濡れることの多い飲食店のメニュー表、結露で濡れる可能性の高い包装紙や食品ラベルなどに利用されています。

 

また、複合機などで印刷後、ラミネートする必要もありません。

 

耐水に似た言葉に防水や撥水がありますが、下記のように意味が異なります。

 

防水(ぼうすい) 水がしみこむのを防ぐこと
撥水(はっすい) 水をはじくこと

 

防水紙は、雨水の進入を防ぐなどの目的で住宅の建築資材として使われている用紙のため、複合機での印刷に使用される用紙ではありません。

 

一方撥水紙は、複合機で印刷することは可能ですが水をはじく用紙のため、複合機がインクジェットタイプの場合うまくインクが紙に定着しないため、印刷することは不可能

 

ちなみに、レーザータイプの複合機なら、撥水紙の印刷に対応できます。

 

 

『耐水紙を使用するメリット』

複合機で印刷後にラミネート加工することで、耐水性を高めることができます。

 

ところで、ラミネート加工ではなく、耐水紙を使用することにどのようなメリットがあるのでしょうか。

 

使用するメリットは、下記の4つです。

 

  • 手間が省ける
  • 制作に時間がかからない
  • コスト削減できる
  • 種類によってはリサイクルが可能

 

複合機で印刷後にラミネート加工するには、まず複合機で印刷し、その前後でラミネーターの準備が必要です。

 

ラミネーターの温度設定から予熱までの時間など手間がかかりますが、耐水紙なら複合機にセットして印刷するだけのため手間がかからず、制作も短時間で済みます。

 

大量の制作となると人件費が発生するため、制作が簡略化できたことで人件費も削減できるでしょう。

 

また、ラミネートの樹脂部分は紙の原料にはならないため、ラミネート加工した用紙はリサイクルできません。

 

耐水紙も基本的にはリサイクルできませんでしたが、近年はリサイクル可能なタイプも登場しているため、廃棄する際に資源ごみで出すことができます。

 

 

 

ラミネート不要の耐水紙は複合機で使用可能!注意点について解説!

ラミネート不要の耐水紙は複合機で使用可能!注意点について解説!

 

防水紙は、そもそも複合機で印刷するようなことはありません。

 

また撥水紙は、レーザータイプで印刷可能な用紙のこと。それでは、耐水紙は複合機で印刷可能なのでしょうか。

 

結論からいえば、複合機で耐水紙は印刷できます。

 

それでは、ラミネートの可否と併せて詳しくみていきましょう。

 

 

『複合機でも耐水紙は使用できる』

複合機で印刷することは可能。しかし、一般的に耐水紙はラミネート不要です。

 

また、撥水紙とは異なり、水をはじく用紙ではないためインクジェットタイプの複合機でも印刷することができます。

 

しかし、複合機で耐水紙を使用するにはいくつか注意しなければなりません。

 

例えば、複合機の機種に合った用紙を選ぶこと。その他、詳細については後述します。

 

 

『複合機で耐水紙を使用する際の注意点』

ほとんどの複合機が対応している耐水紙ですが、使用の際には下記のことに注意しなければなりません。

 

  • 複合機のタイプに合った用紙を使用する
  • インクジェットタイプの場合は顔料インクを使用する
  • 複合機の設定を厚紙印刷に設定して手差しトレイを使う
  • ラミネートの使用は想定しない

 

そもそも耐水紙には、インクジェット用とレーザー用があります。

 

タイプ用の用紙を使用しなければ綺麗に印刷できなかったり、用紙や複合機の内部が汚れたりする可能性があるため注意しましょう。

 

またインクジェットタイプの場合、印刷に染料系のインクを使用するため紙に水濡れは生じません。

 

しかし、印刷部分が水に溶けて滲んでしまうことがあるため注意が必要。そのため、印刷時には耐水性に優れている顔料インクを使用しましょう。

 

耐水紙は、普通紙と比べて厚手です。

 

印刷時には、複合機の印刷設定で「厚い紙(用紙の厚さ設定が細かくある機種は1番適した厚さの設定)」を選択し、必ず手差しトレイを使って印刷してください。

 

普通紙設定で印刷すると、用紙詰まりやトナーの定着不良などが起こる可能性があるため注意が必要です。

 

 

 

さいごに|複合機でラミネート不要な耐水紙に印刷しよう!

さいごに|複合機でラミネート不要な耐水紙に印刷しよう!

 

今回は、ラミネート不要の耐水紙を複合機で活用する方法などについて解説してきました。

 

印刷後にラミネートする手間やコストパフォーマンスの維持など、さまざまなメリットがあるため活用することはおすすめ。

 

ぜひ、この機会に、ラミネート不要な耐水紙を活用して複合機で印刷してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

無料の予約システム「タダリザーブ」

 

The following two tabs change content below.
業界歴10年以上の生粋の複合機営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格で複合機を全国にリース販売しています。

取り扱いメーカー

キャノン コニカミノルタ シャープ 富士ゼロックス ムラテック リコー 京セラ 東芝