複合機は粗大ごみに出せる?廃棄処分方法を徹底解説!
複合機を処分する際に粗大ごみに出せるか気になる方もいることでしょう。もし、処分するにしても気をつけるポイントがあります。
本記事では、複合機を粗大ごみとして処分する方法について解説しています。
それでは、ぜひ最後までご覧ください。
目次
複合機は粗大ごみに出せる?確認しておきたい複合機の処分方法について解説!
複合機を処分するとなった場合に、気をつけなければならないことがあります。
- 粗大ごみとして処分してしまってよいのか
- 情報漏洩などの心配はないのか
- 悪質な業者に高額な料金を請求されないか
以上のような、不安な面が出てくることもあるのではないでしょうか。
ここでは、複合機を処分する場合に気をつけたいことと処分方法について紹介していきます。
『複合機はそもそも粗大ごみに出せない』
複合機は、基本的には自治体の粗大ごみ収集で取り扱われていません。
家庭用の複合機であれば、粗大ごみとして扱ってくれることが多いですが、オフィス用の複合機は自治体のルールによって処分することが難しいのが現状。
もしも処分する際は、はじめに自治体のごみのルールを確認しておきましょう。
『複合機がリース契約の場合は処分できない』
次に気をつけたいことは、複合機がリース契約であるかどうかです。
リース契約は、契約している会社に複合機の所有権があるわけではありません。
リース契約で置いている複合機を、勝手に粗大ごみとして処分してしまうのは厳禁。
複合機をリース契約で導入した場合は、企業に返却し、新しい複合機をリースするか購入するなどの対応を行いましょう。
コラム:複合機のリースとは?レンタルやローンとの違いを詳しく解説!
『複合機を処分する前にデータを消去する』
複合機を処分する前に、絶対にしておきたいことは「データを初期化する」ということ。最近の複合機には、印刷の履歴などを保存するメモリがついています。
万が一、データを消去をせず粗大ごみなどで処分してしまうと、情報漏洩につながるリスクがあり大変危険。
また、複合機の原稿読み取り面に原稿が残っていないか、SDカードなどのメディアの残留も確認しましょう。
複合機を粗大ごみに出せないときの処分方法とは?
上記では、複合機を粗大ごみとして処分するときに気をつけるべき点について、詳しく解説してきました。
それでは、複合機を粗大ごみとして出せないときの処分方法についてみていきましょう。
『複合機を産業廃棄業者へ出す』
産業廃棄業者とは、企業から出た廃棄物を回収しそれを処分する業者のことを指します。
営業するには、地域の首長からの認可を受けることが必要。インターネット上では、廃棄時にトラブルが起こってしまうといった声があがっています。
しかし、次の点を気をつければトラブルを回避できるでしょう。
- 産業廃棄物処理の資格を持っている
- ISOなどの認証を受けている
- 費用や会計がきちんとされている
産業廃棄業者に依頼するメリットもあります。
廃棄したい機器をまとめて依頼できる点。例えば、オフィスを移転する際に使用しない機器や複合機などをまとめて依頼することで手間が減るでしょう。
費用に関しては、複合機のサイズによって幅はありますが、約20,000円~60,000円かかります。
『複合機の処分をメーカーに依頼する』
複合機メーカーに頼んで処分をすることが信頼出来て、簡単に処分できるでしょう。
メーカーへ修理依頼を行うことで、オプション扱いではありますが、データを消去できることもあります。
料金の目安は、下表のとおりです。
メーカー | 処分費用の目安 |
RICHO | ・20kg~40㎏:13,000円 ・40㎏~100㎏:23,000円 |
Canon | ・~30㎏:14,500円 ・30㎏~100㎏:39,000円 |
SHARP | ・~70㎏:22,100円 ・70㎏~150㎏:24,500円 |
他のメーカーでも回収を行っています。
また、複合機の回収は重さや機種などによって異なるので詳しくは、こちらから弊社にお問い合わせください。
『リサイクルショップへ売却する』
リサイクルショップであれば、複合機を買い取ってくれる可能性があります。
ただし、複合機の買取査定を行うために運ぶこと、そして相場よりも買取価格が低い傾向があるので注意しましょう。
一方、年式が10年以上経った機種や故障しているものは買取ができない場合が多いです。
そういったときは、他の処分方法を検討しましょう。
さいごに|複合機は粗大ごみに出せない!処分は各業者へ!
今回は、複合機を粗大ごみに出せるかどうか解説してきました。
オフィス用の大型の複合機は、基本的には自治体の粗大ごみとして出すことができません。
そのため、産業廃棄業者やメーカーによる処分、リサイクルショップなどに依頼を行いましょう。
また、複合機を処分するときには、情報漏洩に気を付けることがポイント。データを消去して処分することを忘れずに行いましょう。
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