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ミシン目入り用紙の特徴とは?複合機で印刷する際の注意点など解説!

複合機でミシン目入り用紙を印刷することが可能。しかし、オフィスに置いてある機種が、ミシン目入り用紙に対応していなければなりません。

 

本記事では、複合機でミシン目入り用紙を印刷する際の注意点など解説しています。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

複合機でミシン目入り用紙を印刷することが可能!

複合機でミシン目入り用紙を印刷することが可能!

 

冒頭でも説明しましたが、複合機でミシン目入り用紙を印刷することはできます。

 

ただし、どんな機種の複合機でもできるということではありません。

 

複合機で印刷するのに最も適しているのは非加工紙です。

 

非加工紙とは、その名のとおり表面加工がされていない用紙のこと。主に、下記の3種類が挙げられます。

 

  • 普通紙:一般的にコピー用紙(PPC用紙)
  • 上質紙:化学パルプの配合率100%
  • 再生紙:古紙を原料に配合している

 

ちなみに、下記のような加工用紙も印刷可能。

 

業務用複合機に多いレーザータイプの場合、レーザーで表面の光沢が溶けてしまう可能性があり、仕上がり面が懸念されることもあるため注意が必要です。

 

  • 光沢紙:写真などを印刷する表面に光沢のある加工がある
  • コート紙:表面にコート剤が塗られている
  • マット紙加工紙:つや消しのコーティングがされている

 

非加工紙と加工紙の他は、用紙(特殊紙)と呼ばれており、実はミシン目入り用紙も特殊紙の1つ。

 

非加工紙と加工紙はすべての複合機で印刷可能ですが、特殊紙は「印刷に複合機が対応していること」「複合機用の特殊紙であること」という2つの条件がクリアできていれば可能です。

 

 

 

ミシン目入り用紙とは?複合機で印刷する際の注意点など解説!

ミシン目入り用紙とは?複合機で印刷する際の注意点など解説!

 

ミシン目入り用紙は特殊紙の1つであることは前述したとおりですが、具体的にはどのような特徴があるのでしょうか。

 

また、印刷するのに、注意しなくてはいけないことはあるのでしょうか。

 

ここでは、ミシン目入り用紙の特徴や複合機で印刷する際の注意点について紹介します。

 

 

『ミシン目入り用紙の特徴』

ミシン目入り用紙とは、紙にミシン目加工を行っている用紙のこと。そもそもミシン目とは、本来はミシンを使って縫った縫い目の形を意味します。

 

紙などに空けた「切り取り用の破線状の孔」が、このミシン目のような形状をしていたことから、紙などに断続的な切れ込みを入れることもミシン目と呼ばれるようになりました。

 

そして、ミシン目加工とは、そのミシン目の加工を紙にすること。この加工をすることで「ハサミなど使わなくても切り離せるようになる」「ちぎりやすくなる」「折りやすくなる」というメリットがあります。

 

紙を綺麗にカットには、通常はハサミかカッターナイフ、定規などが必要。しかし、この加工をしていれば、それらの道具を使うことなく手で簡単にかつ直線にカットできます。

 

複合機を活用したミシン目入り用紙の用途としては、下記のとおりです。

 

ミシン目入り用紙の用途
  • 納品書
  • 請求書
  • 領収証
  • 出荷案内書
  • かんばん用紙
  • カード
  • 名刺
  • チケット
  • 食券

 

A4サイズに複数印刷しても、簡単に切り離すことが可能。また、チケットや食券などの半券を切り離す必要がある場合も複合機で印刷できるところは大きな特徴といえます。

 

ちなみに、非加工紙に印刷した後にミシン目カッターを使えば必要なミンン目を作ることはできますが、それだと失敗する危険性が伴います。

 

また、枚数が多いと大きな負担にもなります。

 

ミシン目入り用紙に複合機で印刷すれば、効率もよく失敗するリスクも軽減可能。自社で行えば低予算でできるため、業者に依頼するよりもコストパフォーマンスが上がります。

 

 

『複合機でミシン目入り用紙を印刷する際の注意点』

複合機でミシン目入り用紙を印刷するには、複合機が対応していなければなりません。

 

そのため、非対応の複合機で印刷しないことが注意点として挙げられます。

 

対応か非対応かは、取り扱い説明書に明記されています。もし取り扱い説明書が見つからない場合は、メーカーのホームページで調べるか、取扱店に問い合わせましょう。

 

また、複合機対応のミシン目入り用紙は、複合機用品を取り扱っているところで購入できます。

 

しかし、複合機や用紙が対応していても、印刷の際には下記のことにも注意しなければなりません。

 

  • ミシン目の凹凸が大きい用紙は使わない
  • 厚さ・サイズも複合機に対応している用紙のみ使う
  • 手差しトレイから給紙する

 

ミシン目の凹凸が大きいと紙詰まりが起きる可能性があります。

 

また凹部分が、うまくトナーが定着しない場合もあるため注意が必要。さらに対応している用紙よりも厚かったり薄かったりすると、紙詰まりや印刷ミスが起こりやすいです。

 

ミシン目入り用紙のような特殊紙の印刷は、必ず手差しトレイを使いましょう。

 

 

 

さいごに|複合機でミシン目入り用紙を印刷しよう!

さいごに|複合機でミシン目入り用紙を印刷しよう!

 

今回は、複合機でミシン目入り用紙を印刷する際の注意点など解説してきました。

 

目的や用途に応じて簡単に切り離せるミシン目入り用紙は、オフィスでも利便性が高く、数多くの企業が取り入れています。

 

本記事で紹介した注意点などを理解し、正しい方法でミシン目入り用紙を複合機でも印刷できるよう心掛けてください。

 

 

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業界歴10年以上の生粋の複合機営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格で複合機を全国にリース販売しています。

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