複合機6,900円以下

複合機におけるバリューチェーンとは?選ぶ基準など徹底解説!

複合機を選ぶ際、ただ何となく最新機種だから?もしくは安いから?というだけで選んではいないでしょうか。

 

本記事では、バリューチェーンについてと複合機選びのポイントを解説しています。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

複合機を選ぶならバリューチェーンを知っておこう!

複合機を選ぶならバリューチェーンを知っておこう!

 

複合機を導入すれば、複数の事務機器をひとつにまとめられます。

 

ただ、複合機はいくつものメーカーが複数の機種を出しているため、導入する複合機を決めるのに最新機種だから、または安いからという理由で決めている方もいるのではないでしょうか。

 

ただ何となく決めていると、自社に適していない機種を選んでしまう可能性があります。

 

複合機を選ぶのに知っておくべき考え方として、バリューチェーンが挙げられます。

 

バリューチェーンとは何なのか?また、どうして複合機選びで知っておいた方がよいのかについて解説します。

 

 

『バリューチェーンとは』

バリューチューンは、1980年代にハーバード・ビジネススクール教授のマイケル・ポーター氏が、自身の著書「競争優位の戦略」の中で用いた言葉・考え方。

 

簡単に説明すると、企業の活動は大きく主活動と支援活動の2つに大きく分類できるという概念に基づいて、価値を見出す仕組みです。

 

主活動とは、原材料の仕入れからオペレーション(製造)、出荷物流、マーケティング・販売、アフターフォローまでの事業活動の直接的な活動。

 

そして、採用・教育・人事・報酬体系といったことや、技術開発や調達、資金調達や事業計画など事業全般の管理活動のような主活動を支える間接的な活動が支援活動です。

 

つまり、主活動と支援活動を複数の活動に分割し、それぞれがどのような価値を生み出しているのかに主眼をおく考え方がバリューチェーン。また、活動を分割することで、その製品やサービスの付加価値への活動の貢献度を図ることをバリューチェーン分析と呼びます。

 

大手複合機メーカーであるコニカミノルタは、付加価値の高い製品・サービスを生み出すためにバリューチェーンを構築し、コストの最適化を図りながら品質向上、環境負荷低減、それらを実践する人財育成に注力しています。

 

 

『品質・保守サポートの重要性』

複合機を選ぶのにバリューチェーンを知っておくべき理由としては、複合機の導入において、その複合機の品質がかなり重要なウェイトを占めているためです。

 

バリューチェーンを活用している複合機メーカーの複合機は、自社内部の「強み」と「弱み」の分析をし、それを自社製品の品質向上に繋げています。

 

導入する複合機は、できるだけ高品質で印刷できる機種を選ぶべきです。

 

特に外部に提出する印刷物が多い企業は、外部に提出する資料や営業・販促ツールが高品質な印刷物であるほどアピール力が向上します。

 

また高品質な複合機は印刷スピードも速いです。あまり印刷枚数が多くないところであればそこまでこだわる必要はありませんが、日々の印刷枚数が多いところであれば業務効率の向上が見込めるでしょう。

 

さらに、複合機の導入において保守サポートも重要。アフターフォローは、バリューチューンの主活動のひとつです。

 

複合機の導入では、アフターフォローを重要視します。

 

なぜなら、複合機は使っていると故障や不具合が起きる可能性もあるため、どんな保守サポートやサービスがあるかが重要なカギになるためです。

 

また、保守サポートの内容にはカウンター料金も含まれているので、導入後の使用コストにも大きく関係してきます。

 

 

『業務効率化とコスト削減に向けたアプローチ』

バリューチェーンによる分析を行うことで、企業の活動において不要なコストを削減し、収益性の最大化を図ることが可能です。

 

自社に適した複合機を導入によるメリットに業務効率の向上がありますが、バリューチェーン分析によりその業務効率が向上し、事業の各工程でかかっているコストがどう変化するかを明確にすることが可能。

 

不要なコストが最適化でき、削減に繋げることができるでしょう。

 

 

複合機選びの基準は?バリューチェーンを通じてコスト最適化を図ろう!

複合機選びの基準は?バリューチェーンを通じてコスト最適化を図ろう!

 

バリューチェーンは複合機メーカーが行うことですが、実は導入側もバリューチェーンによる複合機導入で、企業活動のコスト最適化を図ることができます。

 

しかし、コスト最適化を図るためには、自社に適した複合機を選ばなければなりません。

 

ここでは、バリューチェーンによる業務効率化とコスト最適化に向けたアプローチについて、また自社に適した複合機を選ぶポイントを紹介します。

 

 

『適切な機器・機能を選ぶための基準』

バリューチェーンによって複合機導入でコスト最適化を図るには、自社に適した複合機を導入する必要があります。

 

自社に適した機器を決める際には、価格・印刷速度・操作性・画質を基準にするとよいですが、業務効率化とコスト最適化が目的であれば、印刷速度を特に重視しましょう。

 

印刷速度は、その複合機が1分間で何枚を印刷できるかで枚機性能で判断できます。

 

また、印刷速度は業務の効率とも関係していますが、枚機性能が高い機種ほど価格は高くなります。

 

そのため、自社の月間印刷枚数を把握し、それに適した印刷速度の複合機を導入するとよいでしょう。

 

 

『複合機リース契約のポイント』

複合機の導入方法として、もっとも選ぶことが多いのがリースです。

 

自社に適した複合機をリース契約で導入する場合のポイントは、必ず見積もりを取って価格、契約内容、費用構成、アフターサポートをよく理解したうえで契約するか決めることです。

 

その際、1社ではなく数の会社から見積もりを取り、比較検討すればより最適な複合機を最適な契約で導入できるでしょう。

 

 

さいごに|バリューチェーンを通じて企業の価値を上げよう!

さいごに|バリューチェーンを通じて企業の価値を上げよう!

 

今回は、バリューチェーンとは何か?そして、バリューチェーンを通じて見えてくる課題への対策として、複合機の選び方に焦点を当てて解説してきました。

 

ぜひ、本記事を参考にしていただき、適切な複合機選びから得られる価値向上を目指してみてはいかがでしょうか。

 

 

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業界歴10年以上の生粋の複合機営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格で複合機を全国にリース販売しています。

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